健康系

アンチエイジング!スーパー高齢者編!

こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。

今回のテーマは「アンチエイジング!スーパー高齢者編!」です。

高齢者でとても元気なおじいちゃん、おじいちゃんいますよね。

90歳になってもスポーツを続けている人や、山登りに行かれている方等、ピンピンしている方も少なくは無いです。

一方で60代くらいからとても動けないおじいちゃん、おばあちゃん達もいます。

 

スーパー高齢者は普通の方と比べてどのような違いがあるのか調べた研究がありますのでご紹介致します。

 

スーパー高齢者の体内では炎症レベルが低い!

慶応義塾大学医学部のチームが、スーパー高齢者の秘密を探る研究を行いました。

被験者は日本に住む85歳~110歳の高齢者1554人。血液検査でぜんいんの肝機能や細胞の劣化といった老化の指標をチェック。

研究の結果

一般的な高齢者と比べて体内の炎症レベルが異様に低いです。

 

研究チームいわく

「この研究により、体内の炎症レベルを見れば老化のスピードが予測できることが分かった。これらのデータは、健康的に年を取るには『炎症対策』がもっとも大事である事を示した。」

 

炎症とは?

炎症とは簡単に言うと、火事が起きていている状態です。それに付随して出る痛みは警報です。警報がなると免疫という消防団員が集まり火事を鎮静化させます。
今の科学では、内臓脂肪があると、異物として判断されて免疫が働く事が分かっています。

内臓脂肪が取れないでいると免疫が活性化されて、強力な免疫が周り血管を傷つけて炎症が起きて病気になります。

つまり、ウルトラマンで例えると怪獣(内臓脂肪)をやっつける為に、ウルトラマン(免疫)が出動、怪獣も強く、ウルトラマンは交戦している間に、周りの建物(血管)を破壊して街が壊れる(病気、慢性症状)みたいな感じですかね。

 

炎症が起こる要因!

慢性的なストレス
短時間のストレスはその場を乗り切るための活力として働きますが、長期的なストレスはストレスホルモンが大量に出て炎症を起こします。

 

加工食品の食べ過ぎ

加工食品やサラダ油などにはオメガ6脂肪酸が多く、免疫系の過剰反応に繋がるようです。
また、マーガリンなどのトランス脂肪酸もNG。meijiのマーガリンはトランス脂肪酸を含んでいないようですが、オメガ6脂肪酸が多いため、あまり取らない方が良いようです。

グルテンの取り過ぎ(アレルギー物質)

パンの小麦粉に含まれるグルテンは体にとって異物と認識される為、免疫系が暴走を始めるそうです。
グルテンでは無く食物繊維の一種のフルクタンによるアレルギーが腸を攻撃するなどありますが、そもそもパンは栄養価低いので、違うのに代用してもいいんじゃないかなと思います。

アレルギー反応の出るものは食べてはいけないですね。

 

・糖質の取り過ぎ

適度な糖質をとる事は大事ですが、血中の糖質量が高くなるとTNFa(免疫系活性化及び炎症性物質誘因)やIL-6(炎症反応に必要)といった物質が働きだして血管を傷つけます。

 

睡眠不足
睡眠が足りないと、体内の炎症レベルが格段に上がるというデータが出ています。5時間以内でホルモンバランスはめちゃくちゃ!
人によりますが7時間~9時間は取った方が良いです。

 

リーキーガット
腸のバリアが破れる症状。破れた事による炎症反応や腸から毒素が体内に入ってしまうので、免疫系が暴走します。
食物繊維を取るようにしていきましょう!

 

運動不足
日頃の運動が足りないと、全身の炎症が起きるようです。運動しないと内臓脂肪が蓄積され、免疫系が常に働いてしまいます。

 

まとめ

要因に心当たりがある方は1つずつ改善していくのがよろしいかと思います。

一辺にやろうとすると失敗しますので、無理のない範囲でやっていきましょう!

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