ダイエットの理論

セットポイント理論② 異常に食欲を高めてしまう要因

こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。

今回は「セットポイント理論 ②異常に食欲を高めてしまう要因」についてです。

前回は、セットポイントが正常であれば太らないといお話をいたしました。

今回はなぜ現代の生活で食欲を異常に高くしてしまっているのかご説明致します。

 

 

なぜ人は食欲が異常に高くなるのか

 

本来は脂肪細胞からでるレプチンというホルモンは、脳に「満腹ですよ!」と伝える役目があり、脂肪が多いほど満腹感は得られるようです。
しかし、脳のセットポイントをあげる原因になる「レプチン抵抗性」と呼ばれる現象が起きると、沢山食べないと満腹にならなくなってしまいます。
例えば、楽しい出来事でも、何度も繰り返しすると飽きてしまう事もありますよね。
それみたいなもので、より刺激を求めて過剰になってしまう事もあるのです。

 

 

 

レプチン抵抗性を高める要因

 

1ダメージ食品

脳がダメージを受けて反応しにくくなる。

・オメガ6の取りすぎ
大豆油やキャノーラ油などに多くふくまれる成分。
オメガ3とオメガ6のバランスが重要ですが、現代人の生活ではオメガ6の割合が多いです。
オメガ3はサーモンやサバやイワシなどが多く含まれています。

・グルテンの取りすぎ
グルテンは小麦に含まれるたんぱく質。グルテンは異物と認識されて、取りすぎると免疫系が暴走して傷つけちゃうみたいです。

・抗栄養素の取りすぎ
抗栄養素とは、ビタミンやミネラルなどの吸収をブロックする成分。
主に小麦系食品、豆類、玄米
フィチン酸がミネラルの吸収をジャマするようです。

・トランス脂肪酸
市販のドレッシングやマーガリンに含まれる。
細胞へのダメージが大きい。
部分水素添加油脂がトランス脂肪酸の事。
最近は少なくなって来ているようですが、オメガ6が多い油を使用しているので、取らなくてもいいかも。

・アレルギー体質の方のアレルゲン
過剰反応して炎症や酸化が起こります。

 

2慢性的な過食
カロリーオーバーの食事が慢性的に続くと細胞に大きなダメージを受けるようです。
内臓脂肪が蓄積されると慢性炎症が起きます。

 

3慢性的なカロリー制限
慢性的なカロリー制限も細胞にダメージを受けるようです。
生命の危機を感じて、筋肉からエネルギーを作ると代謝も落ちてリバウンドしやすくなります。

 

4栄養不足
カロリーは足りてるけど意外と栄養不足になっている方は多いようです。
極端に脂肪を取らないと、細胞膜の再生を妨げて代謝を落とします。
また糖質制限も極端に行うと甲状腺ホルモンが減って脂肪が燃えにくくなります。

 

5座る時間が長い
座った瞬間から足の筋肉の電気信号がとまり、消費カロリーが下がっていきます。
また、脂肪を溶かす酵素の分泌が90%下がるようです。
座り仕事が多い人は格段に肥満率が高いようです。糖尿病やガンの発症率が2倍に跳ね上がたり、遺伝子に異変が起きたり、食欲のコントロールも効かなくなるようです。

 

以上が「満腹ですよ」と信号を送るレプチンの感受性を下げてしまいますので、該当するものがある場合は
生活の見直しは必要ですね。

次回は脳のセットポイントを正常に働かせるために、行った方が良い方法をご紹介致します。

以上です。

ダイエットセットポイント理論①

セットポイント理論③セットポイント正常に働かせるために

 

お身体の悩みがございましたらご遠慮なくご相談下さいませ。

【郡山市接骨院】きのした鍼灸接骨院

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