コラム健康系

体内の炎症が起きる仕組み

こんにちは!エビデンスと言われれば簡単に騙される、きのした鍼灸接骨院の木下です。

今回のテーマは「体内の炎症が起きる仕組み」についてです。

炎症を調べていて面白い情報を見つけたので紹介致します。

何もしていないのに身体が痛い事はありませんか?

様々な原因があると思います。

当院の考えでは、構造、栄養、精神が乱れると痛みが出ると考えております。
また様々な原因で痛みが発生すると思いますが今回は体内で起きる炎症の原因です。

炎症とは簡単に言うと、火事が起きていて、痛みは警報です。警報がなると免疫という消防団員が集まり火事を鎮静化させます。
今の科学では、内臓脂肪があると、異物として判断されて免疫が働く事が分かっています。
内臓脂肪が取れないでいると免疫が活性化されて、強力な免疫が周り血管を傷つけて炎症が起きて病気になったりするようです。
つまり、ウルトラマンで例えると怪獣(内臓脂肪)をやっつける為に、ウルトラマン(免疫)が出動、怪獣も強く、ウルトラマンは交戦している間に、周りの建物(血管)を破壊して街が壊れる(病気、慢性症状)みたいな感じですかね。

この炎症が起き続けると様々な病気になります。
・心臓病
・アレルギー
・うつ病
・肥満
・糖尿病

炎症は脳にも起きるので、体調だけでなくメンタルまで悪化させてしまうようです。

 

体内に炎症を起こす原因

慢性的なストレス
短時間のストレスはその場を乗り切るための活力として働きますが、長期的なストレスはストレスホルモンが大量に出て炎症を起こします。

加工食品の食べ過ぎ
加工食品やサラダ油などにはオメガ6脂肪酸が多く、免疫系の過剰反応に繋がるようです。
また、マーガリンなどのトランス脂肪酸もNG。meijiのマーガリンはトランス脂肪酸を含んでいないようですが、オメガ6脂肪酸が多いため、あまり取らない方が良いようです。

グルテンの取り過ぎ
パンの小麦粉に含まれるグルテンは体にとって異物と認識される為、免疫系が暴走を始めるそうです。
アレルギーなど、腸を攻撃するなどありますが、そもそもパンは栄養価低いので、違うのに代用してもいいんじゃないかなと思います。

糖質の取り過ぎ
適度な糖質をとる事は大事ですが、血中の糖質量が高くなるとTNFa(免疫系活性化及び炎症性物質誘因)やIL-6(炎症反応に必要)といった物質が働きだして血管を傷つけます。

・睡眠不足
睡眠が足りないと、体内の炎症レベルが格段に上がるというデータが出ているようです。

リーキーガット
腸のバリアが破れる症状。破れた事による炎症反応や腸から毒素が体内に入ってしまうので、免疫系が暴走するようです。

・運動不足
日頃の運動が足りないと、全身の炎症が起きるようです。運動しないと内臓脂肪が蓄積され、免疫系が常に働いてしまうようです。

論文ページ
持続性低悪性全身性炎症は、心血管疾患(CVD)、2型糖尿病および痴呆などの慢性疾患の特徴であり、炎症がインスリン抵抗性およびアテローム性動脈硬化症の発症の原因因子であるという証拠が存在する。 通常の運動は、これらの疾患のすべてに対する防御を提供し、最近の証拠は、運動の保護効果が、規則的な運動の抗炎症効果にある程度起因し得ることを示唆する。 内臓脂肪蓄積は、全身性炎症に寄与し、CVD、2型糖尿病および認知症の発生と独立に関連する。 我々は、運動の抗炎症効果が、内臓脂肪量の減少につながる運動の長期的な効果および/または運動の各試合での抗炎症性サイトカインの誘導を介して媒介され得ることを示唆する。

 

炎症はアンチエイジングにも大敵です。
身体の痛みはもしかすると体内から炎症が起きている場合もありますので、ご参照して頂いて、
生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?

お身体の悩みがございましたらご遠慮なくご相談下さいませ。

 

【郡山市接骨院】きのした鍼灸接骨院

住所:福島県郡山市堤1丁目131-2 ドゥ・ウエルY 近くに郡山高校があります。

電話:024-983-0590

 

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