コラム

健康にまつわることわざ!②

前回の続きで、まだまだことわざや四文字熟語があります。
言葉に触れる事で何か感じるものがあるかもしれませんのでご紹介致します。



・梅干しは三毒を消す

梅干しを食べると、水毒、食毒、血毒が消されると言う意味
梅干しは奈良時代から食され、その効用は江戸時代にも「梅干しの七徳」として紹介され、人々の生活に貴重な効能として食されていたようです。


「梅干しの七徳」 江戸時代本草学者 小野蘭山著 飲膳摘要 に記されている
1:毒消しに功あり。うどん屋は必ず梅干しを添えて出す。
2:防腐に功あり。夏は飯櫃に梅干しを一個入れておけば腐らず。
3:病気を避けるに功あり。旅館では必ず朝食に梅干しを添えるを常とす。
4:その味をかえず。
5:息づかいに功あり。走る際に梅干しを口に含めば息切れせず。
6:頭痛を医するに功あり。婦人頭痛することにこめかみに貼るを常とす。
7:梅干しよりなる梅酢は流行り病に功あり。

・梅を食おうとも核食うな 中に天神寝てござる

生の梅の種の中にある仁の部分には、少量の青酸が含まれていて、中毒を起こすことがある。
藤原道真は稀有な才能を発揮した功績から「学問の神様」とされ、「天神」として現在においても信仰されている。天神の名を借りて作られた言葉である

・大根おろしに医者いらず

大根の辛味には、殺菌作用や解毒作用があり、風邪予防に。また消化酵素が多く含まれているので食欲不振、食べ過ぎによる胃の負担を助けてくれる。大根おろしの汁は咳止めや口内炎を治す効果があると言われている。大根おろしは健康に良いので病気になりにくくなるという事から出来た言葉です。


・朝の果物は金、昼の銀、夜は銅

ヨーロッパのことわざで、朝に果物を食べると健康に良いという事。カリウムも多く血圧を抑え、食物連鎖も豊富で排泄を助け、ビタミンも豊富。


・酒は百薬の長

適量の酒は、どんな良薬よりも効果がある。
お酒を飲んでわいわいがやがやして、楽しく飲む事で、ストレス軽減する事で、一人飲みでのヤケ酒は体に悪いのでお気を付けてくださいませ。

・笑いは百薬の長

笑う事は、どんな薬よりも良いという意味。
心から笑う事で、免疫に必要なナチュナルキラー細胞が活性化されます
心が疲れていると、普段楽しいはずだったものが、笑えなくなる時もあると思います。
余裕を作って、楽しんで笑う環境を作るのが良いかもしれませんね。

・飽食暖衣は却って命短し
飽きるほど食べ、暖かい着物を着て、恵まれた生活をしていると、 体にもよくないことになり、かえって寿命を縮めるということ。
動かなく筋力も低下するし、肥満にもなりやすい。寒冷刺激が無い事での自律神経を使う事も少なくなり、バランスが崩れる。
いい塩梅は難しいですが、堕落した生活は、身を滅ぼしますので、多少は動くようにしていきたいですね。

・医者の不養生


人に養生を進めるが、その医者は自分の体を大事にしない。
転じて、立派な事を言うが自分では行動しない事も指す。

・健全なる精神は、健全なる身体に宿る。

様々な解釈があるが、大欲を避け、健全に体と向き合う事で、健全な精神になると言うことだと思います。
不健康だから心も健全でないっと言う訳ではないので気を付けて使わなければならないです。
身体弱っていて心も弱くなっていたら、身体の健康を意識してみてはいかがでしょうか?


まとめ

気になった言葉はありましたでしょうか?
様々な種類のことわざを学ぶ事で、今までの発想と違う角度から物事が考えられるようになれると思います。
次は名言で健康を調べてみたいと思いました。







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