コラム

九尾の狐(那須の殺生石が割れた件)

九尾の狐は中国から始まった神話であり、「美女の身体を乗っ取り、君子をたぶらかし暴君とさせ、君主は悪政を働き、国を崩壊させる」と言う神話です。

九尾の狐伝説はいくつかの話があり、日本ではこのような話があります。

平安時代になると中国から遣唐使の船に紛れて日本に渡来した九尾は玉藻前となり、鳥羽上皇の側近となった。玉藻前が側近になった辺りから鳥羽上皇は体調を崩す。玉藻前を九尾と気付いた安部泰成が、都を追い出し、九尾は、那須高原へと逃げ出した。九尾は那須高原でも悪さを続けていたが、安倍泰成が追い詰めた。しかし九尾は自らの姿を石に変えて身を守ったとされる。それは後に「殺生石」と呼ばれるようになった。およそ300年後、玄翁和尚が、金槌で殺生石を割り、終わったとされている。ちなみに金槌の玄翁はここから来ているようです。九尾は良い面もあり、美女の誘惑に負けない仁徳に優れる君主であればその国の繁栄をもたらす神とも言われています。

さて2022年3月5日、那須高原にある殺生石が、割れているとニュースになりました。一部の界隈では「九尾の狐が解き放たれたか」や「不吉な兆候やー!!」など騒がれました。

現在の日本は多くの問題があり政治家さんの対応も大変です。スタフグレーション問題、経済問題、外交問題、エネルギー問題、少子化問題、憲法改正、増税、防衛問題、医療費問題、男女差別など盛りだくさんの課題に追われている。最近の政府はハニトラ問題で事実上更迭問題が増えて、九尾の神話に似てきたなと感じています。世界の先進国はインフレが急上昇しており、日本と同じように問題があり、対応が大変そうです。

今後の政府が、自己利益で政治をするのか、海外へ忖度する政治をするのか、国の人の為に仁徳のある政治になるのか。流れ的にスクラップ&ビルドで、コロナ後の新しい風の時代が来ると個人的には思っていますが、どうなるのか私たちが選んだ政治家さんなので見守っていきたいと思います。



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