皆様はリスクについて考えた事はあるでしょうか?
リスクとはその名の通り危険についてです。
今回のコロナで緊急事態宣言が発令されて、今まで感じた事の無いリスクを感じたはずです。
そこで、リスクをまず知りどこまでなら許容出来るのかについて考えて頂くテーマとなります。
現代におけるリスク許容の指標となるのはお金が第一になってくると思います。その次に健康です。
お金がより命と良く人は言いますが、お金がある、お金を稼ぐスキルが無ければ命を守る事すら出来なくなります。
許容度の判定するにあたって必要な情報
・有形資産(貯蓄、有価証券、土地など)
・家族構成(1人、夫婦のみ、子供)
・給料(収入量、安定職)
・環境(景気、再就職)
・借金、支出
・性格
・スキルや体験などの経験
リスク許容度の考え方
・貯金や資産が多い人程リスク許容度が高い
貯金や資産が多い人はある程度マイナスになったとしても生活出来る。
少ない人は少ない損失でも生活に支障が出る。
・単身の人程リスク許容度が高い
単身の人はそもそもお金が少なくても生活できる。
結婚している人は、二人の生活分支出が増えるためリスクが高くなる。失敗したら2人ともダメになる
子供もいる家庭ではさらに支出が増える。結婚相手と子供をないがしろにして投資するのは馬鹿げているのでそこまでリスクが取れない。
・給料が高い、安定職の方がリスク許容度が高い
収入が高ければマイナスを補填する事が出来てリスク許容度が高い
安定職は仕事がある事で収入が安定的に入ってくるので計画も立てやすくリスク許容度が高い
・景気、不景気による環境要因
景気が良ければ、仕事がすぐに見つかるし給料を高く貰いやすい。不景気では就職すら難しく給料が低くなる。
・借金、支出
借金:車のローン、住宅ローン、消費者金融、生活費の借金
支出:生活費、娯楽、スキルを身につける本やセミナー等
支出が多いほど使えるお金が少ないのでリスク許容度が低くなる。
・性格
・マイナスになるだけで不安になる人
・○○万がマイナスまでなら不安なく暮らせる人
・100万以上マイナスになっても平然といられる人
・利益を得ると特別の人間と思い込んで追加投資して失敗する人
・マイナスが怖くてすぐに損切りする、いつかは戻ってくると思って見守る人
・どんなことがあってもルールを守り続けられる人
自分の性格によってリスク許容度が変わる。
・経験値
経験値がある事で性格のマイナス部分を減らせる。
ただし、経験が逆に邪魔するケースも多々ある。
ケースがあって経験。ケースが少しでも違うものであれば経験も違うものとなる。
今の人間は経験が邪魔をして考え方が固着し考えなくなる。
例えば100年間の成績で年率6%のものがある。ただこれからの100年で年率6%になるとは限らない。
自分自身を知り、最悪のリスクを考えてそれを全て回避出来るのであればこれから先にどんな危機があっても乗り越えられると思います。
ケース 世界恐慌となり東京で大地震が起きて日本の機能が壊れる。
・もし仕事がリストラにあったら? 世界恐慌で仕事があるのか、仕事のある分野に行くのに能力やスキルのがあるのか?
・収入が無くなったらどうする? なにか提供出来るものがあるのか?貯蓄がありしばらく安定出来るのか?
・食料危機が起きたらどうする?それに備えて保存食を備蓄していたか。自給自足出来る仕組みがあるか。食料が高騰化しても対応出来るのか?
・これからの冬季にコロナもくは新たな病気が発生した場合に冷静に物事を判断できるか?
・周りのみんなが困っていた場合はどうするか。利他的に行動するのか。自分の範囲を決めてその中の人への支援をするのか。
・銀行が倒産して、銀行側が早く借金を返すように指示があったらどうするのか?
等々
考えられる最悪のリスクとその発生率によってどこまで許容できるのか、出来ないのか。出来ないのであればそれを許容出来るようになるにはどんな方法があるのか。
色々考える事は大事だと思います。
リスクを他人のせいにするのは簡単ですが、自分から動かない人だと自分の人生を他人によって動かされる存在になってしまいます。
ただ、どんな事象が起きても自分自身のやるべき事はあまり変わらないはずです。
学生なら勉強やスポーツ、本を読んだりして能力UPする。大人なら生活の水準を下げてでも明日のご飯が食べれる生活が出来るようにするなど。
各個人違いますのでリスク許容度を参考にしつつ自分のやるべき事はなにかを振り返る事は重要です。
それを踏まえつつ前回の孫氏の兵法に当てはめて、戦うのか守るのか、逃げるのか。
どれも正解なので色々考えてみてはいかがでしょうか?
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