コラム健康系

熱中症になった場合の対処法

私は暑くなって脂肪が溶けてくれないかなと考えているぽっちゃり系です。

こんにちは!今回のテーマは「熱中症になった場合の対処法」についてです。

夏は気温と湿度は高く、ムシムシして暑いですよね。
いくら熱中症対策で水分を取ったり、日陰で休んでいても熱中症になる事もあります。
また運動選手は炎天下の中でスポーツをする為、熱中症にかかるリスクも高くなります。

もし熱中症に誰かなった場合、迅速な対応が出来なければ最悪死ぬ恐れまである危険な状態ですので、その対処法についてお伝えします。

 

なぜ運動選手に多くみられるのか?

運動する事で、身体使うエネルギーの80%は熱へと変換されます。
通常時では補償可能な熱ストレスと呼ばれます。

身体は熱が発生すると、汗をかいたり、汗の蒸発などで熱を発散する冷却システムが働き、熱を発散させることができます。

補償不可能な熱は過度な運動や高温多湿の状況により補償範囲を超えてしまい、熱ストレスが発散できない分が残ってしまいます。

熱ストレスが溜まっていると、深部体温は正常範囲を超えて上昇させてしまいます。

深部体温が上昇する事(約42℃でタンパク質の変性が起きると言われている)で、タンパク質や細胞膜が変性がおき、正常の働きを妨げ、細胞が壊れ細胞の内容物が漏れ出します。

体中で細胞の内容物が漏れ出すと重大な事態となります。

肝臓に傷害を引き起こしたり、腎臓に血の塊ができたりします。
また腸を障害し、生命にかかわる臓器の働きまで脅かされます。

深部体温が40℃を超えると、心拍数は上昇し、血圧が下がって呼吸数が増えます。

酷くなると中枢神経(脳、脊髄)の機能が麻痺した症状も現れます。
たとえば行動が混乱したり、攻撃的になったり、意識を失ったりします。

深部体温の測定は脇の下や口ではだめです。この状況では正確であるとは言えません。
医者は直腸体温計を使うようです。

 

熱中症になった場合の対応

・涼しいところ(冷房の効いているところや日陰など)へ搬送する事
・体を冷やす

熱中症の1~3度の症状があります。

1度 めまい、立ちくらみ、筋肉がつる、汗をふいてもふいても出てくる
2度 頭ががんがんする、吐き気がする、吐く、からだがだるい
3度 意識が無い、体が痙攣する、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐ歩けない・走れない体温が高い。

1度では涼しいところで衣服をゆるめ、体を冷やして、水分や塩分を補給しましょう。

2度以上では病院での治療が必要です。

細胞の障害が始まるまで約30分持ちこたえる事ができます。
深部体温をなるべく早く下げるためにまずはその場で身体の急速な冷却を始めなければなりません。

熱中症で倒れた方は酷い状態ですので、体操着や防御着をなるべく取り除き、皮膚に水をかけ、うちわや扇風機で風を当てて冷やしたり、氷嚢や、氷水で浸したタオルを全身に乗せ体を冷やします。

特に頸動脈、腋窩動脈、鼠径動脈を冷やすと有効です。
言い換えると「くび」、「わきの下」、「股関節」です。

しかし何を差しおいても救急車を呼ぶことが必要です。
待っている時間には倒れた方を落ち着かせる事も重要ですので声掛けをするようにしましょう。

まとめ

倒れた方を涼しいところへ運び、体を冷やしましょう。
水分摂取ができる方は水分、塩分を補給し足を高くして休みましょう。
頭痛や吐き気がある場合は病院へ連れていきましょう。
意識が無い場合や、正常な動きが出来ない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

以上です。

 

お身体の悩みがございましたらご遠慮なくご相談下さいませ。

 

【郡山市接骨院】きのした鍼灸接骨院

住所:福島県郡山市堤1丁目131-2 ドゥ・ウエルY 近くに郡山高校があります。

電話:024-983-0590

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です