こんにちは！きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは「孤独感が一番体に悪い！！」です。
最近寂しさを感じる今日この頃いかがお過ごしでしょうか？
今回は本を読んでいて、一番の健康に悪影響なのが、酒でもたばこ、肥満でもなく孤独感だと知りました。
なので孤独感が健康に与える悪影響についてまとめてみました。
１ 早死にする
2015年にブリガムヤング大が行った研究で、過去に出た70件のデータをメタ解析したところ、
- 孤独感は死亡率を26％高める
- 社会からの孤立は死亡率を29%高める
- 一人暮らしは死亡率を32%高める
って結果のようです。この数字は、ほぼ肥満の死亡リスクと同じだそうです。
２ 認知症が多い
2012年のデータによれば、孤独感が強い人ほど認知症になる確率が高かったようです。ただし、ここで重要なのは「孤独感」で、実際に友人が多いかどうかとは関係がないようです。孤独が認知症を引き起こすのではなく、認知症が孤独感を生む可能性もあるようです。
３ 栄養状態が悪い
2013年に行われた調査では、50代を超えても1人で暮らしている人は、パートナーがいる人にくらべて野菜をとる割合が少なかったらしいです。
加工食品系は食事報酬が高く快楽を生み出すため、孤独感を埋めようとして、すぐに安心感が得られるお菓子やジャンクフードに手を出しちゃうのが原因のようです。
４ 全身に炎症が起きる
2011年の論文によれば、ずーっと孤独感を抱えたままの人は、遺伝子の発現に違いが出てしまい、細胞に慢性的な炎症を起こすようです。慢性炎症は、うつ病や心疾患、肥満、アレルギーなどの原因になりますので、結果として死亡率も高くなるようです。
５ 睡眠の質が下がる
2011年の実験で95人の参加者をしらべたところ、孤独感のスコアが高かった人ほど睡眠時間が短く、夜中に起きてしまう傾向が強かったそうです。
この現象は普段のストレスや不安感とは無関係で、孤独感が睡眠をジャマする。理由は不明とのことです。
６ 実際に体が痛む
「心が痛い」って比喩がありますけど、孤独な人は本当に体に痛みを感じちゃう。2003年の実験によれば、孤独感は脳の前帯状皮質に刺激を与えて、現実の痛みに近い感覚を生み出すようです。しかも、その痛みをやわらげるために脳内麻薬まで分泌されるらしいです。
心身症って病気もありまして、原因はここにあるのかも知れないですね。
まとめ
私も友達が少ないので恐ろしいお話です。
いずれの実験でも本当に問題なのは「孤独感」であるとこにご注意ください。あくまでも本人が孤独を抱いてるかどうかがポイントで、友人が少なくても寂しさを感じてなければ問題ありません。
私でよろしければ何でもお話を聞かせて頂きますので、なんでも聞いて頂ければと思います。また不満を溜め込むと体への悪影響になりますので、その吐き出す場としてもお話して頂ければと思います。
以上です。
お身体の悩みでも、その他の不安な事がありましたらお問い合わせからでもご相談頂ければと思います。
【郡山市接骨院】きのした鍼灸接骨院
住所：福島県郡山市堤１丁目１３１－２ ドゥ・ウエルＹ 近くに郡山高校があります。
電話：０２４－９８３－０５９０