コラム健康系

冷え性って体の不調のサイン!

こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。

今回のテーマは「冷え性って体の不調のサイン!」です。

冷え性にお困りの女性は多いですよね。

「私は冷え性なので、平温並に上がったとしても熱出てるのと一緒です。」って良く聞くと思います。

しかし、ここで注意が必要なのは低体温と冷え性が違う事についてです。

そこで冷え性と低体温の違いと冷え性対策について説明致します。

 

 

冷え性と低体温の違い

 

低体温に関しては「深部体温が低くく体温が低下している状態」

冷え性は「深部体温は保たれているが、抹消の温度や皮膚温が減少している状態」です。

 

つまり一般的に脇の下で測っても分からないものなのです。

厳密に測るとしたら直腸温を測らなければ分からない問題なのです。

 

直腸温の測り方は、その名の通りですので、ご想像にお任せ致します。

雑学として欧州(特に北部)では直腸での測定が主流で、歯ブラシのように個人個人が自分の体温計を所有する習慣の国もあるようです。

しかし、計測は自分でやるのはあまりおすすめしません。使えなくなりそうですからね。

 

低体温は何で起きる

 

1長時間の寒冷環境(遭難、雨に濡れた服を着ている、プールなど)

2熱産生機能が低下(甲状腺の機能低下や、低栄養)

3熱の喪失(痩せすぎ、濡れた服、汗の放置など)

4体温調節の不具合(脳卒中、自律神経失調、アルコール中毒、脊髄損傷)

などの原因で起きると考えられています。

低体温で温度が下がって来ると免疫力低下や命の危機になるので、低体温症になった場合は速やかに処置が必要となります。

 

 

冷え性はなぜ起きる

 

基本的には内臓機能が体の維持に必要となり、そちらに熱を集中させるために末端の血流が悪くなり冷えになると考えられています。

低体温の一歩手前と認識して頂いても良いと思います。

冷え性だけならいくらでも生活のやる事を変えるだけで対策はあります。

冷え性だからと諦めるのではなく、体温を温めるために自分に何が足りていないのかを認識する必要があります。

そうすれば対処を日常生活で出来るところから組み込んでいけばいいだけです。

「諦めたらそこで試合終了です」という名言もあります!!

諦めたらそこで冷え性のまま体調不良が続く人生となりますので、その対策を紹介致します。

 

 

冷え性の対策

 

1 痩せすぎ

BMIは目安ですが、BMIが18以下の方は特に注意が必要です。

痩せすぎと冷え性の関係は

・体脂肪が少ない:体脂肪が少ないと断熱できず、熱が発散されてしまう。
・筋肉が少ない:筋肉が少ないと動かしたときの発熱量が少なく、熱の放散が高いので冷えに繋がります。
・代謝が下がる:体重が減るとその分、代謝が必要性が低下するので、熱を生み出す量が少なくなります。

 

太りたくないと考えるかも知れませんが、女性同士にとっては、痩せてる方が魅力かも知れませんが、男性にとっては、健康的な肌色や艶に魅力を感じるものですので、多少増えた方が魅力が増すかも知れません。カロリーを少し気にしつつ、筋トレや運動をすれば改善出来ますので体重減少を意識しなくても良いと私は思います。

 

2 鉄とビタミンB12不足

冷え性を起こす原因としては栄養不足、その中でも鉄不足が栄養の中で一番の原因で鉄分が赤血球が酸素を運ぶのに必要で不足すると血流減少が起きて、栄養や酸素を運べなくて体温も低下してしまいます。

またビタミンB12も赤血球を作るの必要で足りないと貧血が起こります。

ベジタリアンの方はビタミンB12不足になりやすいので気を付けた方が良いようです。

サプリメントでは鉄は酸化している可能性が高いのとビタミンB12のサプリは肌荒れを起こす可能性があるのであまりオススメできないです。

肉や卵、レバーや葉物野菜なので補うのが良いようです。

 

3 甲状腺の異常

極度のストレスやダイエットをすると甲状腺の機能が低下して冷え性に関係してくるようです。

極端なダイエットでは糖質不足でも甲状腺の機能が低下しますし、葉酸、鉄不足でも甲状腺が低下するようです。

心あたりがある方、体重にあったカロリーを摂りつつ栄養の偏りがないか確認した方が良いと思います。

 

4 睡眠不足

でぶの素である睡眠不足は体を冷やす原因にもなります。

脳が危機を覚えてエネルギーを温存するから代謝が落ちてしまうと考えられています。

代謝は基本的にエネルギーを作るための分解だったり、エネルギーを使って動かしたりなどで、
低下すると心臓の動きも弱くなったり、筋肉を動かし難くなったり、だるくなったりと最悪の体調です。

睡眠不足をチェックするのはありだと思います。

 

5 水分不足

水分が少なすぎてもダメで、代謝が下がったり、血流も下がるようです。

水をあまり飲まれない方は、水分を多めに摂るといいかも知れません。

 

6 運動不足、筋力不足

体を動かす事で、体は血液を送り込まないとと心臓が頑張って血流を増やすようにします。

しかし、体をあまり動かない生活をしている人は血流を増やす必要がないので、血流が低下するようです。

心肺機能を高める事で、心臓の動きが活性化して血流が増えますので、出来れば週に1~2回の10~20分程度でいいので息の上がる運動をした方が良いですね。

筋肉については上記にも書きましたが、筋肉が発達していれ熱産生が高くなります。

日頃動いていない人はNEATを増やすだけでも血流が増進しますので、日頃から動かす事を意識するのは良いと思います。

NEATについてはこちら

 

7 脳のダメージ食品

脳が自律神経や体を整える中枢になります。食べても冷えている人は食べ物が悪い可能性があります。

酸化しているものを食べると脳のダメージが積み重なって体の痛みや冷え、病気に繋がりますので、食品選びは慎重になった方が良いと思います。

名言

「生活では細かいところに気を遣っているのに、自分の身体の栄養に気を付けないのはなんでですか?」

「満腹にするだけの食事をいつまで続けるの?」

 

栄養バランスはこちら

 

8 過剰なストレス

上記にも書きましたがストレスは様々な不調の原因となります。

ですので、苦しみから逃げ出さず頑張っているのは素晴らしいですが、苦しかった逃げた方が体にとって良いかも知れませんよ。

やりたい事ならとことんやった方が良いですが、やりたく無い事をそのまま続けて残る物はなんでしょうか?

精神的な疲れや肉体的な疲れを感じてやってる感が出ているかも知れませんが、体が一番だと思いますので、ストレス対策はした方が良いと思います。

ストレスの軽減に役立つ方法

・ストレスの原因を知る(ここが一番)
・運動
・娯楽
・森林浴
・マッサージ
・コミュニケーション

など

 

 

まとめ

 

体温が上がる事で免疫力が増加して病気になりにくくなります。

しかし、もともと熱が無い人に体温上昇は起きにくく免疫力が低下した状態では病気にかかりやすくなります。

やってダメなら病院にすぐ頼った方が良いと思いますが、やらないと体調が良くなる事は絶対に有り得ないないので、私は体の事を一番に考えた方が良いと思います。

自分の時間を有意義に使うためにも体調が良くないと動けませんので、是非冷え症だからと諦めないで、対策を行ってみてはいかがでしょうか?

 

体の事でご相談がありましたら受付しておりますので気軽にお問い合わせください。

以上です。

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