こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは「睡眠の質を上げるためにタンパク質を摂ろうよという話」です。
なかなか睡眠が取れていない方も多い世の中になって、朝起きるのが辛い人が多く、体の痛みが強く出てしまう人が多くいるなぁと感じました。
そこで、睡眠の質を上げるためにタンパク質の重要性について説明致します。
睡眠の質を上げる一つの要因として必須アミノ酸の「トリプトファン」が大きく関わってきます。
このトリプトファンは幸せホルモンである「セロトニン」と体内時計の調節を行うホルモン「メラトニン」の原材料になるからです。
精神安定にはセロトニンは欠かせないホルモンですし、睡眠の導入のためにはメラトニンは欠かせないホルモンになります。
人間にとって睡眠はとても大切な要素ですので、とてもタンパク質の摂取は大切になります。
トリプトファンの摂取が足りないと、精神面でとても悪く、その悪影響についてノースダコタ大学が研究していて
・とにかくいつも暗い気持ちになる
・とにかくイライラする
・頭の回転が悪くなり、処理能力が崩壊
・論理的な思考も出来なくなる
・夜に寝れなくなる
・頭痛が起きる
・脳の機能が低下しているので体に悪いものを食べちゃう
・繊維筋痛症の原因にもなる
トリプトファンの含有量(食品100g当たり)
- バナナ 10mg/100g
- 豆乳 53mg/100g
- 牛乳 42mg/100g
- ヨーグルト 47mg/100g
- プロセスチーズ 291mg/100g
- ひまわりの種 310mg/100g
- アーモンド 201mg/100g
- 肉類 150~250mg/100g
- 赤身魚 200~250mg/100g
- 糸引納豆 242mg/100g
- すじこ 331mg/100g
- たらこ 291mg/100g
- 白米 89mg/100g
- そば 192mg/100g
https://ja.wikipedia.org/wiki/トリプトファン
一日だいたい1gのトリプトファンを摂ると良いようです。
ただし研究で上記の様な症状がある場合は6gを暫く取ると回復したとの研究もあるようです。
6g摂るのは食品からでは厳しいのでサプリで摂るしかありませんね。
途中覚醒してしまって、睡眠の質が低い方は、是非タンパク質を多く摂ってみるのもありなのかなと思います。
プロテインをおやつ代わりに飲むのも良いのかなと思いました。
体調が悪い人は試してみていかがでしょうか?