こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは「健康診断の結果を生かすために②尿検査」
尿検査の目的は、腎臓や泌尿器系疾患、糖尿病の疑い等を調べる検査になりますよね。
そこで、検査項目について調べてみましたのでご紹介致します。
尿蛋白 | 尿中に排泄される蛋白が一定量を超えると、陽性となります。
急性・慢性腎炎、腎盂腎炎、ネフローゼ症候群、尿管・膀胱・尿道の炎症や結石、がん、妊娠中毒症、糖尿病などで陽性になります。 ただし、健康な人でも、激しい運動・立位・ストレス・入浴や発熱・月経前後などには、一過性で認められることもあります。 |
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尿潜血 | 尿中に血液(赤血球)が混入していないかを調べます。微量で肉眼ではわからないものも検出できます。
腎臓・尿路の炎症(急性・慢性腎炎、腎盂腎炎、膀胱炎)、IgA腎症、前立腺炎、腎臓や尿路の結石、がんなどで陽性になります。 ただし、健康な人でも、激しい運動や長時間寒冷にさらされたあと、月経前後などには一過性で認められることもあります。 |
尿糖 | 血糖値が高くなると、腎臓で糖を再吸収できなくなり、尿中に糖が出ます。しかし尿糖だけでは、糖尿病かどうかを判定することはできません。さらに詳しい検査が必要です。
ただし、血糖値が正常でも尿糖が陽性となること(腎性糖尿)もありますし、糖尿病でも陰性になることがあります。また膵炎、肝疾患、甲状腺疾患、妊娠、胃切除後などでも尿糖が出現することがあります。 |
尿沈渣 | 尿を遠心分離して得られた固型成分を顕微鏡で調べ、赤血球・白血球・細菌・細胞等の有無をみます。 |
参照:元気プラザ
主な腎臓の働き
・血液の量の調整
・血圧の調整
・不要なものの排除
・血液を作るように働きかける
・骨を作るように働きかける
腎臓では流れてきた血液の血漿成分で不要なもの(老廃物や不要なミネラル)は排除して、必要なものは再吸収する働きがあります。
ミネラルの再吸収する事によって水分の調節や血液量から血液を作れって指令を行っていたりもします。
また腎臓での糖の再吸収は体のエネルギーとしてとても必要なので、100%です。
なので、糖が検出された時点で糖尿病の疑いが出てきますし、腎臓の働きが悪くなっていると考える事も出来ます。
また、尿蛋白を調べる理由としては、タンパク質の一種のアルブミンといって血管内の血液と血管外の血液を調整する働きがあり、血液中の中で大きいサイズのため血管の内皮を自由に行き来出来ないですね。
その血管の内皮が異常に広がってしまった場合は、このアルブミンが漏れ出して尿蛋白として検出されるんですね。
調べてみましたが、やっぱり生活習慣の見直しが大事なようです。
1 バランスのとれた食事
2 適度な運動
3 ストレス対策
4 野菜を多く食べる
5 適切な睡眠
腎臓の働きが悪い場合は、排出や吸収の面で問題があり、タンパク質の量が多いと腎臓に負担をかける場合がありますので、お医者さんと相談の上で食事を摂る事をオススメします。
また、健常者の場合はタンパク質を摂りすぎて腎臓を痛める研究はありませんので、沢山とっても良いようです。。
糖尿病になった場合は、食事療法が原則ですが、極端に低カロリーで生活して糖尿病が改善したケースもあるようです。
一番は体に負担のかけない生活をする事です。
食事の際、これは体に悪いってなんとなく分かりますよね?
体に悪いの分かっていても、美味いから食べちゃう!は、たまにならいいですが、頻度が多すぎると肥満や生活習慣病になる恐れがありますので、十分に気を付けてみてはいかがでしょうか?