ジャーナル

野菜と果物摂取とうつ病との関係

こんにちは!

今回のテーマは「野菜と果物摂取とうつ病との関係」です。

 

脳と腸は繋がっていて、腸がセロトニンを作ってメンタルの影響がありますよっていう脳腸関係って大事って言われてきました。

 

そこで、野菜、果物摂取の比率とうつ病の関係性を調べたニュースがありましたのでご紹介致します。

 

果物や野菜の摂取とうつ病との関連

 

2014年の韓国国民健康栄養調査(KNHANES)に参加した19歳以上の成人4,349人のデータを用いて検討を行った。うつ病の評価には、こころとからだの質問票(PHQ-9)を用いた。食物や栄養の摂取量は、24時間思い出し法を用いて評価した。食物摂取量は、18の食物グループに分類した。統計分析は、SPSS Ver.23.0を用いた。PHQ-9の項目の内的整合性を評価するため、クロンバックのα係数を用いた。うつ病のオッズ比は、複数の交絡因子で調整した後、ロジスティック回帰分析を用いて推定した。

主な結果は以下のとおり。

・全対象者におけるうつ病有病率は、8.7~4.7%であり、野菜や果物の摂取量が増加するにつれ減少が認められた。
・うつ病有病率は、野菜や果物の摂取量が増加するにつれ、男性で6.4%から2.5%へ、女性で11.4%から6.6%へ減少した。
・野菜や果物の摂取量とうつ病有病率との間に逆相関が認められ、オッズ比は、交絡因子で調整せずとも逆相関を示した。
・年齢、エネルギー摂取、肥満、喫煙、飲酒、ストレス、外食の頻度、朝食、フードセキュリティーで調整した後、野菜や果物の摂取量が増加するほど、うつ病有病率が有意に低いことが示唆された。

著者らは「本研究は、韓国国民における野菜や果物の摂取とうつ病との関連を調査した最初の研究である。この関連についての根拠を明らかにするためには、さらなる疫学研究が必要である」としている。

 

参照:https://www.carenet.com/news/general/carenet/49358

 

個人的な見解

野菜・果物摂取割合が多いほど、うつ病になる率が低かったよという研究でした。

腸と脳が繋がっているかは、言われているだけで確定的ではないですが、ほぼ関係性はありそうだなってところですね。

 

野菜・果物はちょっとお高くなってきましたが、摂取する事で健康になりますので摂取量を増やしていく方が良いなと思います。

 

 

まとめ

 

うつ病になると想像を絶するくらい大変なようです。

メンタルを強くするためにも、野菜・果物摂取から始めてみてはいかがでしょうか?

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