こんにちは!郡山市堤にあります、きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回は膝の疾患「内側、外側側副靭帯損傷」についてです。
1 内側側副靭帯
発生原因
膝の靭帯損傷の中で最も多い外傷です。
コンタクトスポーツやスキーなどで膝の外側から大きな外力が加わった際に損傷します。
単独損傷が多い外傷ですが、内側側副靭帯は内側の半月板とくっついている為、酷い場合は前十字靭帯、内側半月、内側側副靭帯損傷を同時に合併する事(不幸の三徴候)があります。
内側
症状
・熱感、腫脹が内側に出現
・膝の内側に圧痛
・外反ストレスにより痛み及び外反異常可動性
検査
外反ストレステストにて程度の判別ができます。
1度:左右の膝を比較して動揺性はないが圧痛がある。
2度:伸展時の動揺(-)30度屈曲位での動揺(+)
3度:伸展時の動揺(+)30度屈曲位での動揺(+)
予後は比較的良好で治療期間の目安は4~6週になります。
外側側副靭帯
コンタクトスポーツや交通事故など膝に強い衝撃が加わり、内反強制された際に痛めます。
加齢や体重増加によっても起こることもあります。
症状
・炎症反応
・内反ストレスでの痛みや異常可動性
・膝の外側部に圧痛
内反ストレステストにて程度を判別致します。
1度:左右の膝を比較して動揺性はないが圧痛がある。
2度:伸展時の動揺(-)30度屈曲位での動揺(+)
3度:伸展時の動揺(+)30度屈曲位での動揺(+)
治療期間
6~8週間で靭帯が修復されます。
接骨院での内側、外側側副靭帯の施術
2週間は痛みが強く、靭帯の修復を促すため、固定にて安静を保ちます。
2~6週間にかけてリハビリを少しずつ行い、筋肉増強、可動域の拡大させていきます。
8週間で元の運動が出来るようにリハビリし、再発防止するよう関節のアライメントを調整や異常筋緊張を取り除きます。
治療を後回しにしてしまうと治癒期間が伸びる可能性もあります。
ですので、怪我をしたら様子をみないですぐに治療を受けるようにしましょう。
スポーツでのケガや日常生活でのケガのご相談がござましたらご相談下さいませ。
【郡山市接骨院】きのした鍼灸接骨院
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