こんにちは!
今回は「日本人学生のスマホ利用によるうつ病との関係」です。
最近は学生でも携帯を持つ時代になってスマホでのコミュニケーションが飛躍的に伸びてきましたね。
私の中学生の時に携帯電話を持っている人はほとんどいませんでしたが、最近は小学生でも持っているようです。
そこで、学生のスマホ利用によるうつ病との関連のジャーナルがあるのでご紹介致します。
椙山女学園大学の西田 友子氏の研究で日本の15~19歳の高校生295人を対象に、自己管理質問票を用いて、横断的研究を実施したようです。
結果として
・女性は、男性と比較し、1日のスマートフォン使用時間が長かった。
・スマートフォン使用時間が1日3時間であった割合は、女性で44.3%、男性で22.5%であった。
・女性では、オンラインチャット、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、インターネット閲覧に長時間費やしていた。
・長時間のオンラインチャット(オッズ比:1.74、95%CI:1.18~2.56)およびSNS(オッズ比:1.41、95%CI:1.04~1.92)使用は、うつ病との関連が認められた。
・男性は、女性と比較し、ゲームに多くの時間を費やしていた。
・男性では、スマートフォン使用とうつ病との関連は認められなかった。
研究者いわく
「スマートフォン使用には性差があり、女性ではソーシャルコンタクト、男性では娯楽のためにより多くの時間を費やす傾向が認められた。女性がオンラインコミュニケーションを使い過ぎると、うつ病リスクが高まる可能性が示唆された」
女性はコミュニケーションツールとして多く使うため、嫌な情報とかも吸収してしまい気持ちが低くなってうつ病との関連がありそうですね。
SNSの使い方を正しく使えない事が多く、メンタルの影響は大きく変動してしまうので、使う制限をかけるのは大事なのかなと思います。
男性の場合は、娯楽で使うのでただのゲーム機化しているのであまりうつ病との関連はないようです。
それでも時間が取られてしまうので、使う時間は決めた方が良いかも知れませんね。