焼き鳥はやっぱり塩。
こんにちは!
郡山市堤にあります、きのした鍼灸接骨院の木下と申します。
今回のテーマは塩と血圧の関係です。
今では世間の常識になっている「塩を取ると高血圧になるとか浮腫みが増えるから控えめにしないとね。」っと。
WHO(世界保健機構)では一日6~8gを推奨していますし、現代の日本でも減塩ブームで一日10gまでと推奨しております。
しかし最近の論文では塩と血圧の関係に因果関係が少ないと発表されております。
以前の動物実験でマウスに20g~30gの塩を与えて高血圧になるか実験したところ40%は高血圧になりました。
ただマウスで20g~30gの塩は人間に例えると200g~300gと言われています。
1日摂取の10倍の研究では信憑性がかけると思います。
過剰摂取をさせても6割はならなかったのです。
世界基準が6~8gですが、日本人の塩に対して感受性がありますので、そこまで気にしなくて良いようです。
減塩しても血圧が下がる人は40%の確立です。全員が当てはまる訳ではないのです。
高血圧の原因のほとんどが本態性高血圧で原因が不明です。
最近では脱水症状や熱中症が多くなっている理由として減塩があるそうです。
夏の暑い日に汗をかき、水のみを取ると体のナトリウム濃度が薄くなります。
ナトリウム濃度が薄くなる事で水分の吸収も悪くなるから倒れる方が増えている。
ナトリウムは細胞の内外でのバランスを保つのに必要になります。
WHOが5g以下を推奨していても、人それぞれ個体差が違います。取り過ぎはダメですが、減塩にこだわりすぎるのも、身体を壊す可能性がありますので、注意をしましょう。
ちなみに身体の反応で要らないときは基本的に体に足りている時で、欲しい時は足りていない時です。
それでも塩を取ると浮腫みが気になる方、カリウムには利尿作用がございます。セロリ、パセリ、アボカド、豆乳、ほうれん草、鯛、納豆・・・などなど。食事のバランスを見直してみてはいかがでしょうか?
夏の暑いで汗をかいた方は塩分を少しでも取るようにして、脱水症状、熱中症対策をしていきましょう。
※腎臓の悪い方は、ナトリウムの排泄不良の問題がありますので取り過ぎは危険です。かかりつけのお医者さんへ相談しましょう。
以上です。
【郡山市接骨院】きのした鍼灸接骨院
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