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運動後のアイシングについて

こんにちは!

今回のテーマは「運動後のアイシングについて」です。

プロの投手は、投げ終わった後にアイシングしますよね。

炎症を抑えて、次の試合に備えるのに必要な事になりますが、実際に体の中ではどんな事が起きているのか説明致します。

 

一般人はアイシングしない方が良さそう

 

 

アイシングとは違うのですが、体を冷やすとどのような体に影響があるか調べた研究がありますのでご紹介致します。

 

クイーンズランド大学の研究で、21人の男女を対象にしたもの。みんなに2週間ほど足の筋トレをしてもらいつつ、2つのグループにわけたんですね。

 

  1. 筋トレ直後に10分の水風呂
  2. 筋トレ直後に軽いエアロバイクを10分(いわゆる「アクティブリカバリー」)

 

それでどんな違いがあったかというと、

 

  • 水風呂よりもアクティブリカバリーのほうが3倍も筋肉が増えていた!
  • 水風呂グループは筋力の発達も少なかった!

参照:パレオな男

単純に考えれば、筋肉に負荷がかかっているので、それに対応しようと血流が増進して、筋肉の疲労や筋肉を発達させようと働くのですが、冷やす事で阻害されるので筋肉の発達が弱くなるようです。

 

トレーニングをして体を鍛えようとしている人にはもったいない話になりますよね。

なので一般の体を鍛えている人は冷やす事をオススメしないです。

 

ただし、炎症を抑える事ができる

 

 

アイシングの効果として

(1)アイシングした患部(主に皮膚表面)の温度を低下させる。
(2)細胞の新陳代謝を低下させる。アイシングはケガの応急処置にも用いられるが、それは、冷却によって血流と組織レベルでの代謝が低下するため、ダメージを受けた組織の二次的な低酸素症を抑制することができるからである。
(3)局所の炎症が軽減する(腫張〈しゅちょう〉の抑制)。
(4)痛みを和らげる(神経の伝達速度を低下させる)。
(5)血液循環への影響。
(6)筋肉の緊張を和らげるリラクゼーション効果がある。
(7)医学的にはリハビリテーション開始時期に用い、治療期間の短縮、術後の疼痛〈とうつう〉緩和などの効果を期待している。

参照:https://www.zamst.jp/tetsujin/icing/icing/

 

プロのアスリートにとっては炎症が強いとパフォーマンスの悪影響が強くなるので、アイシングが必要となります。

痛みで結果が残せないってのが生活に関わってくるので、炎症対策が重要となるわけですね。

 

様々なスポーツで試合で連戦する方はパフォーマンスの低下をなるべく抑えたいところなので、そういう場合はアイシングで冷やす事をオススメします。

 

まとめ

結局どっちなのってなりそうですが

・体を鍛えたいならいらない
・次の試合日程が近い人、運動後に痛みがある人はアイシングした方が良い

ってところになりそうですね。

 

個人的ですが

運動後にさっとシャワーで汗を流すのは良い事ですが、ガッツリお風呂に入りたい場合は、1~2時間後に落ち着いてから入るといいかもと思います。

 

現在の優先順位を考えて行うのが良いのかな~と思います。

以上です。

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