こんにちは!
今回のテーマは「たまにの食べ過ぎる事での体への影響」についてです。
皆様は無償に食べたくなる時ってありますか?
私はありますし、食べ過ぎるくらい食べてしまう事があります。
そこで、たまに食べ過ぎてしまう事での体への影響を調べた研究が発表されましたのでご紹介致します。
参照:https://www.physiology.org/doi/abs/10.1152/ajpendo.00500.2018 グーグル翻訳
現在、健康的な人々の短期的な過剰摂取が食後のグルコース調節に有意な影響を与えるかどうかは不明です。
ほとんどのヒトの過剰摂取研究では、正常血糖高インスリンクランプ法などの誘発実験条件を用いて糖調節を評価しています。
本研究の目的は、5日間および28日間の過剰給餌(+ 45%エネルギー)に対応して、グルコースフラックス(食事中グルコース出現率(Ra)、廃棄(Rd)および内因性グルコース産生(EGP))を定量することであった。
習慣的な食事の主要栄養素組成(31.0±1.9%脂肪; 48.6±2.2%炭水化物; 16.7±1.4%タンパク質)。
これを達成するために、食事耐性試験を三重安定同位体グルコーストレーサー法と組み合わせた。
28日間でそれ以上の変化はなかったが、内臓脂肪量は5日間の過剰給餌で約15%増加した。
対照的に、体重(+ 1.6kg)と体脂肪量(+ 1.3kg)は、28日間の過剰給餌後に有意に増加しただけでした。
空腹時EGP、Rdおよびインスリンは5日間は増加したが、28日後には変化しなかった。
食後のグルコースおよびインスリン反応は、5日間の過剰摂取によって変化しなかったが、28日後にはわずかに増加した(P <0.05)一方、食事RaおよびグルコースRdは両方とも5および28日後に有意に増加した(P <0.05)。
それにもかかわらず、過剰摂取は食後のEGP抑制の変化にはつながらなかった。
したがって、正常血糖 – 高インスリン血症クランプ試験からの知見とは対照的に、慢性的な過剰摂取は食後の条件下でEGPを抑制するかまたはRdを刺激する能力に影響を及ぼさなかった。
それどころか、食後血糖およびインスリン血症の適度な増加を通して、28日間の過剰栄養摂取後もグルコースフラックスは適切に維持された。
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研究では、8人の健康な若年男性(平均年齢22歳)を対象に、短い休暇の間にみられる食事パターンをまねて5日間、過食をして過ごしてもらった。その後、28日間にわたって過食を続ける実験にも参加してもらった。なお、1日の食事のエネルギー摂取量のうち約55%は炭水化物が占め、30%は脂肪、15%はたんぱく質とした。こうした食事に加えて、1日当たり約1,000kcal分のチョコレートや高カロリーな飲み物、ポテトチップスなどを食べてもらった。
その結果、5日間の過食で内臓脂肪量は約15%増加したが、体重や体脂肪量に有意な変化はみられなかった。また、空腹時血糖値やインスリン分泌量にも変化はみられなかった。
一方、過食を28日間続けると体重が1.6kg、体脂肪量が1.3kg増加し、食後の血糖値やインスリン応答がわずかに上昇したが、空腹時血糖値には変化はみられなかったという。
これらの結果について、Wadley氏は「普段から健康的な食生活を送り、運動を十分に行っていれば、たまに食べ過ぎてもそれほど後悔する必要はないようだ」と述べている。また、同氏は「炭水化物を増やした短期間の過食に対して、身体は過剰な炭水化物を利用する方へと代謝を変化させて適応したのでは」との見方を示している。
約1か月の間に5日間、過剰に食べても太る事はなさそうなので、安心してチートデイが出来そうなので大食家の私にとってはとても嬉しい研究です。
また、28日連続で食べてしまうと、どこの時期からかは明確にまだ不明ですが、体重が増加する事や糖の代謝が変化するので、やっぱり日頃は栄養面を考えた食事を摂る方が良いのかなと思います。
栄養を考えると不味くなるとか楽しみが減るとかありますが、実はそんな事は無く、不味いと感じる人は脳がイカレテいて味の濃いものしか感じられなく素材の美味しさを感じにくくなっている可能性があります。
「お腹を空かせて食べるのが最高の調味料だ」って名言がある程、空腹になってから食べたものは美味しく感じますので試しにやってみるのが良いのかなと思います。
外食や美味しいものは1週間に1回とか決めて食べて日頃の食事は栄養面を考えて食べれば問題はなさそうなので、気を付けてみてはいかがでしょうか?
1回の食事で食べ過ぎたところで問題はなく、太る理由としてはいつも過剰に食べているがほとんどの問題です。
自然と食事を抑えるためのコツはこちらを参照して頂くとして、お読み頂ければと思います。