こんにちは!
今回のテーマは「脳に磁気刺激を与える時代になるのか」です。
以前に脳に電気刺激療法の研究を紹介しましたが、電気は脳を通さないので本当に狙ったところ与えられるのかが難しい問題となります。
今回の磁気刺激は脳の骨を貫通するので狙ったところの脳に刺激出来るそうです。
その磁気刺激を脳にあててどう変化するのか予備研究をご紹介致します。
脳卒中後の回復に「脳磁気刺激装置」が有用
国際脳卒中学会で発表の予備研究
Chiu氏らは今回、虚血性脳卒中発症から3カ月以上が経過し、片麻痺のある30人の患者を対象に、開発した経頭蓋磁気刺激装置の安全性と有効性を検討するランダム化二重盲検の比較試験を実施した。このような慢性の虚血性脳卒中患者を対象とした理由として、同氏は「一般に脳卒中発症から3カ月が経過すると神経機能の自然回復は見込めない。そのため、脳機能や運動機能に改善が見られた場合は、デバイスの効果である可能性が高いことが分かる」と説明している。
このデバイスは非侵襲的なもので、複数の超小型磁気刺激装置を取り付けた水泳帽のような形をしており、スマートフォンで操作ができる。対象患者の半数には、このデバイスを1セッション当たり40分間装着してもらい、4週間にわたり計20回の磁気刺激療法を行った。残りの半数にはプラセボ治療を行い、治療前、治療直後および治療から1カ月後の時点の脳活動を機能的MRIで評価した。
その結果、磁気刺激療法を行った群では、プラセボ治療を行った群と比べて脳の活動量が約9倍であり、脳活動が有意に増加したことが分かった。また、握力や歩行速度などの身体機能にもある程度の改善が認められ、このような変化は3カ月後にも維持されていたという。
参照:https://www.m3.com/clinical/news/734466
脳の活動量が9倍ってやばっ(語彙力不足)
とても少ないところと比べて9倍だけど今の活動量が9倍になったらどうなるんだろうなと思いました。
健常者にやったら結果は違うと思いますが、これを使って勉強したら頭良くなるのかな。
人体への影響も今後の研究も分かるように期待したいですね。
人間がアンドロイド化する未来も100年後くらいにはあるのかな?
今後スーパーマンが出現する時代が来るかもしれないですね。
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