ジャーナル

橈骨遠位端骨折、変形治癒は長期転帰不良

橈骨遠位端骨折、変形治癒は長期転帰不良

J Bone Joint Surg Am2018年5月23日 (水)配信 整形外科疾患

 橈骨遠位端骨折患者63例を対象に、骨折変形治癒と活動制限の関連を長期追跡調査で検証した。

その結果、変形治癒25例は変形がない症例に比べ、ベースラインから12-14年時のDASH(上肢障害評価)スコアの変化量が有意に不良だった(調整後平均差11ポイント、P=0.002)。追跡調査時のDASHスコア(P<0.001)、疼痛(P=0.049)および満足度(P=0.001)のVASスコアも有意に不良だった。

 

難しい問題ですね。ほとんど転位が無いからといって固定で終わってしまって、その少しの転位が影響を与えるようです。

いかに転位が無い状態に出来るか常に努力し続けなければならないと思いました。

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