ジャーナル

レディーには優しくしてねの研究

こんにちは!

今回のテーマは「レディーには優しくしてねの研究」です。

女性は世話好きな人が多く、それに伴ってストレスが半端ないって発表がありましたのでご紹介致します。

 

仕事や家事のストレスは女性の心臓に大きな負担

配偶者やパートナーの助けがあるにしても、女性の多くはフルタイムの仕事をこなした後に夕食を作り、子どもの宿題や家の片付けに追われる日々を過ごしている。これらのストレス因子は全て、男性よりも女性の脳卒中や糖尿病、心疾患などの慢性疾患の発症リスクを高めるという研究報告が相次いでいる。このことを受け、米国心臓協会(AHA)は専門家の意見をまとめ、家庭を持つ女性は、家族だけでなく自身の健康に気を配り、ストレス軽減に努めるようにと助言している。

 米エモリー女性心臓センターでメディカル・ディレクターを務めるGina Lundberg氏は、専門家の立場から、「女性は大切な家族の世話を続けたいならば、まずは自分自身をケアするよう心掛けるべきだ」と指摘する。

 Lundberg氏は、飛行機での緊急時には、「親は子どもに酸素マスクを着ける前に、まずは自分自身がマスクを装着すべき」とする安全指示を引き合いに出し、「女性はまず自分自身をケアすべきだが、“それは利己的で、家族のことを優先すべきでは”という心の声に従ってしまい、結果的に自分自身をなおざりにすることが多い」と説明する。その上で、「女性は自分の健康管理のために時間を割くべきだ。そして、われわれ医療従事者は、女性が運動したり、十分な睡眠を取ったり、医師の診察や検診を受けたりするのは当然だという考え方を一般に広める必要があると述べている。

 ある研究によると、仕事で大きなストレスを抱えていると報告する女性は、ストレスレベルが低い女性に比べて、脳卒中や心筋梗塞などの心血管イベントを発症するリスクが38%高い可能性が報告されている。また、別の研究では、トラウマ的な出来事を経験した高齢女性は、家庭や職場で強いストレスを慢性的に受けている女性と同様に、2型糖尿病リスクがほぼ倍増することも示されている。なお、心理社会的ストレス因子は、昇進などの前向きなものであっても、体内のホルモン反応を引き起こし、体重の増加や心疾患リスクの上昇につながることが知られているという。

同じく専門家で米ジョンズ・ホプキンズ大学医学部内科教授のSherita Hill Golden氏は「このようなストレス因子は不健康な生活習慣とも関連する」と指摘する。日常的なストレスが大きいと、「やるべきことがたくさんあって運動する時間がない」「不健康な食生活でも仕方がない」と自分に言い訳するようになりやすいという。

しかし、Golden氏は「運動する時間を確保し、自分自身のケアや健康的な食生活のために時間や労力をかけることは、子どもたちの習慣づけにも役立つ」と強調。その他にも、信頼できるプライマリケア医を探して、心血管疾患のリスク因子を定期的にモニタリングしてもらうとよいとアドバイスしている。

Lundberg氏もこの考えに同意しており、「特に心疾患の家族歴がある女性は、信頼できる医師の診察を定期的に受けることが重要だ」とし、脳卒中や心筋梗塞の予防のためにできることはたくさんあるとしている。

また、Lundberg氏らは、血圧やコレステロールの管理、禁煙といった対策に加えて、女性には心と身体をリラックスさせるような趣味を持つことを勧めている。同氏は、中でも「電子機器から解放されること」を挙げ、携帯電話の電源を切って瞑想などストレス解消に役立つことをするようにと助言している。

 

まとめ

女性は相手を優先して、自分を犠牲にする方が多いので、女性自身は自分の体を優先しないと子供にも良い影響を与えないので気を付けてねって事ですね。

つまりは、そういった知り合いの女性がいましたら、優しくして、自分の体を優先するような環境を作ってあげるのも重要なのかなと思います。

暴走を食い止めるのもパートナーとしてだと思いますので、男性の皆様は女性への気遣いをよろしくお願いいたします。

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