こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは「アンチエイジング!酸化ストレスについて」です。
皆様は酸化ストレスって知っていますか?
アンチエイジング好きな方は良く知っているかも知れませんね。
老化の大敵と言われている酸化ストレスについて説明致します。
酸化ストレスとは
体の中で行われる酸化反応によって起こる生体にとって有害な作用のものを指します。
体の中では栄養素からエネルギーをつくるためには酸素が必要です。酸素を燃料に栄養素からエネルギーを作るのですがその反応を酸化と言います。
酸化は生きていく上でとても重要な反応となります。
その後、酸化で使われた酸素の一部の電子が欠けて、活性酸素になります。
つまり燃料として使い終わった酸素が活性酸素という事です。
しかし、その活性酸素は電子が足りないため、正常な細胞から電子を奪う事で細胞を傷つけられます。それを酸化ストレスをいいます。
酸化ストレスの原因
人間の体では活性酸素が発生するとすぐに抗酸化(活性酸素を取り除く)が行われますが、これが追いつかないと酸化ストレスが溜まっていきます。
主としての原因
・精神的ストレス
・肉体的ストレス(運動のしすぎ)
・紫外線
・大気汚染
・タバコ
・薬剤
・金属
・酸化されたもの(焦げなど)
などの原因があるようです。
酸化ストレスの仕組み
上記の物が体にさらされると体はそれに対抗するために、活性化しなければなりません。
その時に、細胞内のミトコンドリアが酸素を使って酸化反応を起こしエネルギーを作ります。
ミトコンドリアが頑張りすぎて活性酸素も多く作られて、それがDNAやタンパク質を酸化させるようです。
例えて言うなら
ドラゴンボールの魔人ブウが正の方と負の方がいますが、正の魔人ブウと一緒に負の魔人ブウも多く出てきてしまうので負の魔人ブウが体を壊すみたいな感じでしょうか。大暴れしそう!
料理をすると使いカスが必ず出てくると思いますが、それをゴミを捨てずに放置すると臭くなり、部屋も臭く汚くなるイメージでしょうか。
活性酸素が多くなると起こる症状
・シミ、シワ、くすみなどの肌荒れ
酸化により肌が壊されていきます。それを止めようとメラニン色素が生成されますが、多すぎるとターンオーバが追い付かず、シミやソバカスとなるようです。
また細胞が壊されるので肌のあれが出てきやすくなります。
・白髪などの老化現象
髪の毛の黒い成分のメラノサイトを酸化が攻撃してしまうので白髪になるようです。
・脳細胞が傷つき、記憶力、思考力の低下
運動のしすぎで勉強ができないのもこれが理由の一つ!
思考力や記憶力が低下するとやっても覚えられないですし、やる気もなくなります。
また、欲求の制御が効かなくなるので、食べ過ぎたり、日中は眠たくなったり、性欲が低下したりと色々と問題が出てきます。
活性酸素が引き起こす病気
・老化現象の促進
・アルツハイマー
・パーキンソン病
・心臓病
・脳卒中
・動脈硬化
・がん
まとめ
酸化ストレスが多くなる事で、身体は老化していき、病気になります。
なので、アンチエイジングを気を付けた「食事、運動、睡眠」を気を付けて行きたいところですね。
以上です。