こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは「ニキビは体の不調のサイン」についてです。
ニキビ出来る理由は基本的には肌のバリアが崩れて炎症が起きた事により出来るものです。
肌のバリアを強くするためには、肌のケアだけすれば良いものではありません。
そこでニキビ対策として重要な腸にまつわる話をしていきます。
腸と肌の関係はとても繋がりがあります。
腸内環境が悪くなると毒素や未消化の食物を吸収されるリーキーガット症候群になって肌に毒素や栄養が行き渡らない事が起きて肌がボロボロになり細菌に肌がやられてニキビが出来るのです。
普段の食事で高糖質、高脂肪の食物繊維の少ないものばかりを食べていると腸の餌になる食物繊維の摂取が不足します。
それにより腸内細菌に栄養が行かなくなり、悪玉菌が増えて毒素が発生します。
また、腸内のバリアである粘液細胞が少なくなると毒素や未消化のものまで吸収されていきます。
未消化の食べ物は栄養としては使えないので、食べた物が無駄になります。
ニキビを内側から治すためには、腸内環境を整える必要があるという事です。
食物繊維は男性21g、女性は18g必要と言われています。
しかし、野菜を多くとってもなかなかこの数字にたどり着くのは容易ではありません。
野菜嫌いの人が、野菜を摂るんだと野菜ジュースを飲んでるとして、野菜ジュースの食物繊維の量を見たことがありますか?
驚きの数字になりますので、スーパーやコンビニに行った時に見てみて下さい。
また一日分の野菜ってなっていますが、野菜からの栄養ってそんなに入っていないです。
純粋に野菜を多く食べた方が、食物繊維が豊富ですし、栄養もとれます。
もしダイエットする人で、野菜を食べてない食生活なら、野菜を摂るだけで痩せるかも知れませんね。
上記の食物繊維の量を食べる事と腸内細菌を増やすための乳酸菌が必要となります。
例えば
発酵食品の酪酸菌、ヨーグルトなどのビフィズス菌や乳酸菌など、様々な腸内細菌を取り入れる事が大事です。
食物繊維もイヌリンや難消化性デキストリンという栄養補助食品も売っていますし、白米やサツマイモ、ジャガイモなどの根菜類にはレジスタントスターチという食物繊維まであります。
人間の体は一日で変わるものではありませんが、一か月だけでも食物繊維や乳酸菌類を増やしてみるのはいかがでしょうか?
腸内環境を整える事で、肌に良いことはもちろん、脳にも内臓、血管系、だるさ、疲労の回復なども格段に良くなります。
一番やらなくてはいけない事は食事の見直しです。
その後に栄養の偏りがあり、補えない場合はサプリメントで補うようにしてみてください。
原因が取り除かれないと数万の美肌グッズも無駄ですし、数万を体の為に使う方がよっぽど意義があるものだと思います。
出来る事からちょこちょことやってみてはいかがでしょうか?
以上です。