健康系

アルコール摂取はたばこで例えるとどれくらいか?

こんにちは!

今回のテーマは「アルコール摂取はたばこで例えるとどれくらいか?」です。

アルコールの摂取は良い面もあれば悪い面もあります。

実際に週に100ml以上飲まれるとアルコールの害があると言われていますが、研究でたばこと例えるとどれくらいの問題なのかを調べたものがありますのでご紹介致します。

 

週1本のワインによるがん生涯リスクはタバコ何本に相当?

 

適度のアルコールもやはりリスクなのか。英国・サウサンプトン大学病院 NHS Foundation TrustのTheresa J. Hydes氏らが英国のデータを解析し、ワインを1週間に1本飲む女性は、アルコール関連がんの生涯絶対リスクが増加し、この増大をもたらしているのは、乳がんであることを明らかにした。女性では、週1本のワインは週10本の喫煙に相当するという。著者は、「今回の結果は、女性にとって適度な飲酒は公衆衛生上の重大なリスクであることを知ってもらうのに役立つだろう。男性でも、週1本のワインが週5本の喫煙に相当することに注意が必要である」とまとめている。BMC Public Health誌2019年3月28日号掲載の報告。

 研究グループは、適度な飲酒に起因するがんの絶対リスク(1,000人当たりの症例数)の増加を推定するとともに、これらを低頻度の喫煙が関与するがんの絶対リスクと比較した。
 アルコール関連がんおよび喫煙関連がんの一般集団における生涯リスクから、アルコールおよび喫煙の寄与割合を差し引き、禁酒をしている非喫煙者のがんの生涯リスクを算出した。これにアルコールおよび喫煙の寄与として、消費レベルの増加も含み、1週間にアルコール10単位の飲酒またはタバコ10本の喫煙の相対リスクを乗じた。

 主な結果は以下のとおり。

・非喫煙者のがんの生涯絶対リスクは、1週間にワイン1本で男性では1.0%、女性では1.4%増加した。
・ワイン1本/週によるがんの生涯リスクの絶対増加は、タバコにすると男性で5本/週、女性で10本/週に相当した。
・飲酒による顕著な性差は、女性の非喫煙者の乳がんの絶対リスクが0.8%増加することであった。

 

個人的な見解

フレンチ・パラドックスって言葉があるくらい、赤ワインは健康効果がありそうな話もあるので

「飲んでも飲まれるな」がいいのかなと思います。

たばこやお酒を辞めたいなと思った時に、辞めるならいいのですが、健康のために辞めないとと辞めたところでストレスを感じると様々な障害が出る可能性もあるので、カウンセリングやストレス対策をしつつ無謀にやると逆につらいと思いますので、無理に変えない方がいいのかなと思います。

普段の日常生活の快楽を取り除くのはとても容易ではありませんので、計画的に徐々に取り除く事をオススメします。

 

まとめ

お酒の健康のリスクをたばこと例えるとイメージしやすいのはとても良いかなと思います。

飲み過ぎている方への伝え方の一つとしてこの事を伝えてみてみてはいかがでしょうか?

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