ジャーナル

病気の感染より情報の感染の方が怖いなぁと思った件

こんにちは!

今回のテーマは「病気の感染より情報の感染の方が怖いなぁと思った件」です。

 

今やSNSやテレビ、ネットなどで様々な情報が出ています。

ニュースの見出しとして、見てもらうためには誇張したり、ネガティブな見出しにしたりと結構大袈裟に書かれていたり、部分を抜粋して違う印象を与えたりとなんだかどの情報が正しいのか判断するのは難しいです。

そこで、ひとつ面白い例がありましたのでご紹介致します。

 

保険適用外のノロウイルス検査はすべき?【臨床お悩み相談】

 

 

<質問>

【医師 / 診療所・クリニック(20床未満)勤務】

保険適用外のノロウイルス検査はすべき?

保険適用外かつ明らかに状態が良いにもかかわらず、保育所や幼稚園よりノロウイルス検査の指示を受けて受診してくる患者がいて困ることがあります。このような患者の場合、検査を行っていますか? ご意見をお聞かせください。

<回答>

No.1

無意味かつ保険適用外の旨を説明して検査

意味がないことを説明していますが、ご家族としては子供を預けることができずに困っているので、検査はします。保険適用外であることも説明し、お金は払っていただいています。

【医師 / 小児科 / 50代 / 特定機能病院(400床以上)】

 

 

No.2

確定診断は不要と説明する

そもそも、ウイルス性腸炎であれば治療法はどれも変わらないので、確定診断をする必要性はないと説明します。

【医師 / 小児科 / 40代 / 特定機能病院(400床以上) / 小児科専門医、アレルギー専門医】

 

No.3

「3歳以上は自費」を納得したら

3歳以上は自費であることを説明して、納得した場合は検査しています。

【医師 / 小児科 / 40代 / 地域医療支援病院(200床以上) / 小児科専門医】

 

 

No.4

原則行っていない

検査は原則として行いません。どうしても、と希望する場合には自費で、ということで徴収しています。

【医師 / 小児科 / 40代 / 地域医療支援病院(200床以上) / 小児科専門医】

 

個人的な見解

色々な病名がネットでさわり部分が分かるようになってきていて、患者側は検査して何か治療してくれるかもって来院。

 

しかし、ノロウイルスでの特効薬は無いので、ウィルス性腸炎と同等に対症療法をして自己免疫で治すしかないので確定診断が無意味って事です。

推定での治療を行って経過観察上必要であれば、確定診断をする検査をするという流れが標準治療とされています。

 

一般的にはノロウイルスの検査をしないため、会社側が求めていたり学校側が求めていたら基本的には自費での検査のようです。

 

そこで、ノロウイルスの確定診断が無意味って事と現在のコロナウィルスでも特効薬が出来ていない以上は確定診断の意味がとても少ないです。

 

医療では重症度の優先順位で治療をするしかないので、コロナウィルスよりその他の病気で危険な状態の人の方が優先ですし、コロナウィルスが誰しも重症化するとは限らないので、コロナウィルスでは重症化した人だけ検査するようです。

 

ノロウイルスしかりコロナウィルスしかり、確定診断されてメリットは患者側にあるのか?

多分無いです。治療や家でやる事は全て一緒なので、推定の診断は必要ですが確定診断はいらないと思います。

 

お医者さんの指示を信用して実行するだけです。

 

もしメリットがあるとしたら、『私は病気なのでみんな私に優しくしてよ。』って言う承認欲求ぐらいかなと思います。

 

情報調べれば何でも分かるようになってきましたが、医者は医療のスペシャリストであり、一般の方は情報をネットやテレビで見ただけなのでスペシャリストに相談するようにしましょう!

 

 

まとめ

怖いニュースが蔓延するとあたかも本当かウソか分からなくても信じてしまいます。

私も人間なのでそうです!

 

確定診断を拒否された場合は必ず理由があるので、それを聞くそれだけです。

 

ニュースに踊らされないように、本や様々ところから情報を得てメタ認知すると見えてくると思いますので情報を集めておきましょう!

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