外科基礎外科系

しびれ

こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。

今回のテーマは「しびれ」についてです。

手のしびれが出現する場合は、神経の圧迫が考えられます。
神経の圧迫の個所により神経の痺れるところが違いますのでご紹介致します。

1つ目の指標がデルマトームです。背中の脊髄から枝分かれしいる皮膚の知覚神経です。
脊髄枝分かれして出てるところを神経根と言います。神経根が圧迫していると下記の痺れが出現します。

神経節別の知覚神経

神経別皮膚知覚の領域

手の痺れ

腕神経叢の圧迫:胸郭出口症候群、ハネムーン症候群
腋窩神経の圧迫:外側腋窩隙での障害
正中神経の圧迫:手根管症候群、円回内筋症候群
橈骨神経の障害:上腕部の損傷後の圧迫
尺骨神経麻痺:肘部管症候群、ギオン管症候群

坐骨神経障害:ヘルニア、狭窄症、梨状筋症候群など
腓骨神経麻痺:外傷後やコンパーメント症候群
脛骨神経麻痺:コンパーメント症候群など

 

特徴的な状態
正中神経麻痺:サル手
尺骨神経麻痺:ワシ手
橈骨神経麻痺:下垂手
後骨間神経麻痺:下垂指
前骨間神経麻痺:親指と人差し指で〇ができなく、涙の形になり「ティアードロップ」などと呼ばれる
脛骨神経麻痺:鉤足
腓骨神経麻痺:下垂足

 

以上です。

色々な原因で圧迫して症状を起こしますので、痺れはすぐには治りませんが、圧迫が取れる事で回復していきますので、痺れを少しでも感じたら病院や接骨院での判断を仰ぐ事をおすすめします。

 

お身体の悩みがございましたらご遠慮なくご相談下さいませ。

 

【郡山市接骨院】きのした鍼灸接骨院

住所:福島県郡山市堤1丁目131-2 ドゥ・ウエルY 近くに郡山高校があります。

電話:024-983-0590

 

 

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