こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは「試合前のマッサージ、ストレッチについて!」です。
大会前日や直前のマッサージをどうなんですか?と質問を頂きまして調べてみました。
大会前日のマッサージについてですが、ケースによるとしか言いようがないのが事実です。
一番良いのが大会まで体調を整えて絶好調の状態で望むようにする事が大事です。
ただ練習で競技レベルアップのために調整メニューを最小限にしてしまうと、体調が整える事が出来ない場合があります。
なので、
大会前でとても絶好調の人はマッサージもテーピングも要らないです。
痛みがある、疲労の蓄積強い場合はマッサージは必要になります。
絶好調の人がマッサージをする事で、筋肉の緊張がさらに緩みます。緩むと起きる事は筋パフォーマンスの低下です。
無理にマッサージする必要はないでしょう!
しかし、痛みがある、もしくは疲労の蓄積が強い場合は、現時点で筋パフォーマンスが低下しているので、基本的にはそれが取り除かれば筋パフォーマンスはアップします。
ケースバイケースですので、その時の状態を施術者に伝えて判断するのが良いと思います。
一概にマッサージがダメとは言えないですし、良いとも言えないです。
大会前のマッサージが筋パフォーマンス低下があるからやらない方が良いと決めつけるのは、個人を見てない証だと私は思います。
基本的にマッサージやストレッチは筋パフォーマンスが低下するので辞めた方が良いです。
マッサージするとしても軽めのマッサージくらいでとどめておく必要があります。
またストレッチもやりすぎは禁物です。
科学的にストレッチを15秒程度なら筋パフォーマンスが上がると言うデータがありますので、部分的に少しなら良いと思います。
しかし、早稲田大学の実験で20秒のストレッチをしたところ、筋パフォーマンスは上がったけど、筋持久力は下がったというデータもありますので、
長時間運動するスポーツ(長距離またはサッカー、バスケ等)はアクティブストレッチ(体操)などで運動した方が良さそうですね。
ただし、痛みがある場合は、それだけで筋パフォーマンスどころの問題では無いので、マッサージは有りになりますが、結局のところベストは出せないので、
試合前に万全な状態を整えていきたいところですね。
試合後のマッサージは次の日の疲労を抑えてくれますので、試合後のマッサージはオススメです!
大会前に万全の状態で望めるよう調節する事は大前提として、万全の状態でなければマッサージをするのは良いのかと思います。
無理な状態で試合に望んでも結果は出ないので、体調と施術者で相談して行うのが良いと思います。
以上です。