膝かっくんは危険!
こんにちは!郡山市堤にあります、きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは「変形性膝関節症」についてです。
変形性膝関節症とは軟骨がする減ったり、なくなったり、膝に関わる面が変形している状態を指します。
膝が変形している事で、腫れたり、動かしにくかったり、痛みが出現し、歩行や起立に大きな影響を与えます。
膝の痛みが出る仕組み
膝の変形しているだけでは基本的に痛みは出ません。
現段階で分かっている痛みの仕組みは2説あります。
ここでは簡単に端折って説明させていただきます。
1滑膜説
壊れた軟骨、半月板が滑膜にぶつかり滑膜での炎症反応が進むもの。
2関節内細胞にかかるメカニカルストレス(伸張、圧縮、せん断、静水圧)によるもの
関節内に一定以上のメカニカルストレスが加わる事により、炎症反応が進むもの。
治療方針
1の場合は治療のターゲットは滑膜になります。滑膜への反応を起きないように対処療法がメインです。
膝に負担をかけないように支援していく事を行っていきます。
2の場合は内圧を分散させるように、膝のアライメント(関節面の並列)を正しくする治療がメインになります。
膝のアライメントを正しくするためには、筋力強化も必要となりますし、足関節、股関節、骨盤のアライメント調整も必要となりますし、歩行パターンの調整や筋バランスなど根本の原因を狙った理学的治療を行う必要があります。
当院での治療
仮説の2番目の関節内細胞を反応させないようにアライメントを調節し痛みの原因を取り除く目的で施術致します。
1 圧痛部位や炎症反応があるのか確認をします。
2 徒手での整形外科的検査を行います。
3 炎症反応の有無により治療内容は変わります。
4 炎症反応がある場合は、包帯にて安静固定を実施します。
5 炎症反応が少ない場合は、膝に加わる負担を取り除くために膝や他の関節のアライメントを調整し電気治療や手技療法で血液循環を良くして自然治癒力を高め早期改善を目指します。
以上です。
お膝の痛み、その他に身体の事が何かございましたらご遠慮なくご相談下さいませ。
参考資料:理学療法ジャーナル
【郡山市接骨院】きのした鍼灸接骨院
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