健康系

電子タバコとインフルエンザの関係

こんにちは!

今回のテーマは「電子タバコとインフルエンザの関係」についてです。

タバコは体に悪いって事は分かり切っている事ですが、最近、電子タバコは紙たばこより健康そうな宣伝して紙たばこから電子タバコへ変える人が増加しました。

しかし、タバコはタバコで、電子タバコでも紙たばこでも体に悪いって研究が多いんですな。

そこで、今回インフルエンザと電子タバコの関係について研究発表がありましたのでご紹介致します。

 

電子タバコの使用でインフル感染リスク増?

特に女性でリスクが高まる可能性

電子タバコを使用する14人と紙巻きタバコを吸う喫煙者13人、非喫煙者20人の計47人の男女を対象としたもの。参加者は全体的にやや過体重で、年齢は20歳代半ばから後半だったが、電子タバコの使用者の平均年齢は23歳と比較的若かった。また、電子タバコの使用者の多くは元喫煙者だったが、今回は1年以上前に禁煙していた者を対象とした。なお、電子タバコの使用期間は30日以上で、1日18回以上使用していることを条件としたが、いずれも上回る参加者が多かった。

参加者は、全員が鼻腔内でのみ増殖する「弱毒生インフルエンザウイルス」を接種した。研究では、接種前後の肺胞上皮粘液や鼻洗浄液、血液を採取し、鼻粘膜生検を行って、ウイルスに対する免疫系の反応について調べた。

その結果、ウイルスに対する免疫反応には、非喫煙者と電子タバコの使用者および喫煙者の間で違いが見られた。しかし、免疫機能に必要な一部の遺伝子やタンパク質の発現は、非喫煙者に比べて電子タバコの使用者では低下していたのに対し、喫煙者ではそのような低下は見られなかった。さらに、特に女性の電子タバコの使用者で、免疫機能の低下が示唆されたという。

Reuli氏は「電子タバコの使用者で認められたウイルスに対する免疫反応の調節不全は、感染症やワクチンに対する感受性を高める可能性がある」とし、「今回の結果は、電子タバコを使用すると、特に女性で感染症のリスクが高まる可能性を示唆している」と述べている。

しかし、この研究では電子タバコの使用で免疫反応が変化する機序については明らかになっていない。また、電子タバコを使用する人がインフルエンザにかかると重症度がより高まるかどうかも調べていないが、Reuli氏によれば、その可能性はあるという。

この研究には関与していない米ノーザン・ウェストチェスター病院のRichard Stumacher氏は「この研究は、電子タバコの健康への影響について理解を深める上で大きな一歩だ」と述べ、「電子タバコが感染症と闘う免疫系の働きに直接影響するというエビデンスが得られたことは重要だ」と付け加えている。なお、学会発表された研究結果は、査読のある医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。

 

引用:https://www.m3.com/clinical/news/679485

 

個人的な感想

たばこが問題なのか、たばこを吸う人の生活の問題なのか現在は分かっていないようですね。

以前にも子供の健康は親次第かもなって統計で書いたのですが、たばこを吸う親は子供も自分も健康管理が出来ていないってのが取り上げられたので、生活習慣が一番の問題なのかなぁと個人的には感じます。

 

しかし、間違えなくたばこを吸うデメリットは多く、メリットは少ないので、吸わない方が良いのは間違えないですが、嗜好品としてお楽しみ頂ければいいのかなと思います。

 

まとめ

病気になりやすい方は、タバコを辞めるのも一つの策ですし、タバコ以外の「食、睡眠、運動、ストレス」の分野で出来ないところを改善するのはありかなと思います。

ある程度の健康の過ごし方を知らないと、悪いか良いかも判断が出来ませんので、勉強するのもありかなと思いました。

 

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