ジャーナル健康系

長時間睡眠と認知症のリスク

こんにちは

今回のテーマは「長時間睡眠と認知症のリスク」です。

 

長時間睡眠をすると認知症に関するニュースが上げらていましたのでご紹介致します。

 

長時間睡眠と認知症のリスク

目的:疫学研究では、睡眠時間と認知症のリスクとの関連について一貫性のない結果が報告されています。メタ分析の方法により、この関連を明らかにすることを目指しました。

デザイン:系統的レビューと前向きコホート研究のメタ分析。

設定と参加者:コミュニティまたは臨床設定。参加者には、認知症またはアルツハイマー病の患者と一般集団が含まれていました。

対策:睡眠時間と全原因認知症またはアルツハイマー病(AD)の関連性を調査する前向きコホート研究について、PubMed、EMBASE、およびWeb of Scienceを体系的に検索しました。一般的な逆分散法を使用して、睡眠期間(短期または長期vs正常)とすべての原因の認知症またはADとの関連性に関する結果をランダム効果モデルと組み合わせました。

結果:全原因認知症の7件の研究とADの6件の研究を特定した。プールされた分析は、長い睡眠時間が全原因認知症のリスクを77%増加させることを示した[ハザード比(HR)= 1.77、95%信頼区間(CI)= 1.32-2.37]およびADのリスクを63%増加させた( HR = 1.63、95%CI = 1.24-2.13)。短い睡眠時間は、統計的に全原因認知症(HR = 1.20、95%CI = 0.91-1.59)またはAD(HR = 1.18、95%CI = 0.91-1.54)のリスク増加と関連していませんでした。

結論と意味:長い睡眠時間のみが、認知症とADのリスク増加と有意に関連しています。この関連の根底にあるメカニズムをよりよく理解するには、将来の研究が必要です。

 

個人的な見解

睡眠こそ最強の解決策って本に書いてある事を合わせて考えていきたいと思います。

 

アルツハイマー病になる人の数年前から睡眠の質が劇的に悪くなっている事が現在では分かっています。

脳内のアミロイドベータというタンパク質の異質は除去できないもので蓄積されると睡眠の質が劇的に悪くなるようです。

ただ長時間の睡眠と睡眠の質は別物となるので、ここら辺が難しい話。

 

スポーツ選手のウサイン・ボルトは12時間寝てるって言われているし、今後の経過を見ないと分からないなぁとも思います。

 

睡眠の質が低下したから、長時間の睡眠が必要になってるからアルツハイマーや認知症のリスクは高くなったのではと想像されます。

またどれくらいの時間を長時間としているのかもよく分からない。

 

私に論文を調べる能力があれば、良いのですが英語が読めない悲しい現実。

通常だと

長時間は9時間以上の事を指す事が多いです。

短いは7時間未満。

 

寝て起きてスッキリするくらい睡眠を取る事は大事かなと思いました。

 

まとめ

寝て起きて眠いとか作業していて急に眠くなるのは睡眠不足の可能性あります。

そういった症状がある方は、生活の見直しは必須です。

 

寝る時間なのか、食生活なのか、運動なのか、ストレス対策なのか・・・

 

日記とかで自分の習慣を見直さないと分からない事なので、日記をつけてみてはいかがでしょうか?

 

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