ジャーナル健康系

足関節捻挫での長期化する理由

こんにちは!

今回のテーマは「足関節捻挫での長期化する理由」です。

ニュースでプロサッカー選手が試合復帰まで長期化してしまった理由について発表がありましたのでご紹介致します。

 

 

プロサッカー選手の足関節靭帯損傷、術後の復帰長期化関連因子

 

目的:
プロの男子フットボール選手のコホートにおける孤立した不安定なシンデシス損傷の外科的安定化後のプレーに戻る時間を評価する。

方法:
整形外科およびスポーツ医学の専門病院で孤立した不安定なシンデシス損傷(ウェストポイントグレード≥IIB)の手術を受けているすべてのプロフットボール選手は、プレーに戻るまで(最低6か月以上)フォローアップされました。安定した統合症、6週間以上の負傷、付随する内側または外側のくるぶし骨折、または以前の足首手術があるプレーヤーは除外されました。リハビリテーション中、スポーツ特有のリハビリテーション、チームトレーニング、および最初の試合に戻るために必要な時間が記録されました。

結果:
2012年1月から2017年12月までに、合計110人の男性プロフットボール選手が参加しました。フィールドリハビリテーションを開始するのに必要な平均時間は37±12日でしたが、チームトレーニングに戻るまでの平均時間は72±28日でした。最初の公式試合は術後平均103±28日間行われました。多変量解析により、損傷の重症度、距骨軟骨損傷の付随的存在、およびプレーヤーの年齢が、フィールドでのリハビリテーション、チームトレーニング、および試合に戻る時間と有意に関連していることが明らかになりました(p <0.00001)。

結論:
このプロフットボール選手のコホートでは、孤立した不安定なシンデシス症の傷害(ウェストポイントグレード≥IIB)の外科的安定化により、比較的迅速に試合に復帰することができました。高グレードの損傷(ウェストポイントグレードIII)、付随する軟骨の損傷、およびより大きな年齢は、プレイ時間へのより長い復帰に関連していました。

 

個人的な見解

足関節の捻挫の基礎情報はこちら

 

そりゃそうだって話になります。

怪我の度合が高ければその分、長期化するって事ですね。

 

ただ問題なのがその怪我の度合を見誤りる事ですね。

軽度な怪我の処置と思っていたら、長期化するこれは医療者の診断の技量が低いって事になります。

 

靭帯の損傷のレベルはある程度、徒手検査でも分かりますが、軟骨だけはMRIを取らないと確実な事はわからないです。

軟骨はレントゲンで映らないですからね。

 

介達痛(叩打痛)、内出血の度合、圧痛点などから予測するしかないかなと思います。

 

軟骨まで傷害があったら荷重は多分厳しくなるので、装具や固定具を使ってより安静を保つようにした方が良いと思います。

 

とは言いつつも、自己判断は危険ですので病院や接骨院の先生の判断してもらうのが良いと思います。

 

もし骨折していたとして、時間経過してから来ても処置の仕様がなく後遺症になる可能性があります。

後遺症を気にしないなら良いですが、一生ものとなりますのでお気を付けてください。

 

まとめ

改めて診断は大事だなと思いました。

怪我をされた場合は、病院や接骨院の先生の判断をしてもらうのが良いです。

 

自己判断はあくまでも予測するだけに留めておいて、とりあえずRICE処置を行ってくださいませ。

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