健康系

超加工食品で過敏性腸症候群のリスクが1.25倍

こんにちは!

今回のテーマは「超加工食品で過敏性腸症候群のリスクが1.25倍」です。

食べものの種類よっての害はタバコを超えると言われていまして、超加工食品について説明致します。

超加工食品とは

超加工食品

大量生産され包装されたパン、スナック、菓子やデザート、炭酸飲料や加糖飲料、ミートボールやチキンナゲット、保存料を添加した肉加工品、即席ラーメンや即席スープ、冷凍食品、常温保存できる調理済み食品、家庭で調理する時は加えない添加物(水素添加油脂、加工でんぷん、たん白質加水分解物など)や砂糖や油脂を非常に多く含む食品。

いわゆるコンビニでの食べ物のほとんどが超加工食品に分類されるものとなります。

 

加工食品

塩分を添加した野菜の缶詰、砂糖でコートしたドライフルーツ、塩蔵肉、チーズ、包装のない焼きたてパンなど、家庭で調理に使う材料のみをある程度添加した食品。

ちょっと手の込んだ加工された食品を指すものですね。

 

最近では超加工食品が健康に及ぼす害の影響について様々な研究が出てくるようになってきました。

 

そこで、腸に関しての研究をご紹介致します。

 

摂取量最多グループで、過敏性腸症候群のリスクが1.25倍

超加工食品とは、例えば大量生産の個装パンや袋菓子、デザートや清涼飲料水、ミートボールやナゲットなど成型肉を使った食品、麺やスープなどのインスタント食品、冷凍食品、添加物入りの食品など。スーパーマーケットやコンビニエンスストアに行けば、必ず目にする身近な食べ物だ。

手間なく食べられる便利さもあってか、この数十年で超加工食品の消費量は増えている。その一方で、健康への影響が心配される。少し前にも、超加工食品の摂取量が多いとがんを招くという研究結果が発表されている。

そうした中、研究グループは、フランス成人3万3,343人分の食事摂取の記録データを使って、超加工食品の摂取と機能性消化管疾患(過敏性腸症候群・機能性便秘・機能性下痢・機能性ディスペプシア)との関連を分析した。対象者の平均年齢は50.4歳、女性は76.4%だった。最低でも3日分の食事摂取記録がある人を解析対象とした。

その結果、全食事に対する超加工食品の重量は16%、カロリーは33%を占めた。若者、1人暮らしの人、低所得者、BMIの高い人、身体活動の少ない人で、超加工食品の摂取量が多い傾向が示された。

対象者のうち10.5%が、検査では異常はないが、腹痛や下痢、便秘などが続く過敏性腸症候群だった。また、検査で異常がないのに便秘の続く機能性便秘、胃の痛みや胃もたれの続く機能性ディスペプシア、下痢の続く機能性下痢が、それぞれ5.4%、3.9%、1.1%に見られた。

超加工食品の摂取量別に対象者を4分割したところ、摂取量の最も多いグループが過敏性腸症候群になるリスクは、最も低いグループに比べて25%高かった。

研究グループは「今回の研究では、超加工食品と過敏性腸症候群との関連性が示された。この結果を検証するには、さらに長期的な視点での研究が必要だ」とコメントしている。

参照:(あなたの健康百科編集部)

 

まとめ

食べ物だけで、腸への害のリスクが25%も増えてしまうのは大きい問題だと思います。

女性では骨格上、便秘になりやすいのに更に、食事でより不調になってしまうと健康の害は多そうな感じがします。

飛躍しすぎかも知れませんが、腸が脳を司ると現代では言われていまして、精神的な問題も食事から来る可能性の一つとなります。

 

便秘や下痢の問題を軽視せずに、食事の質に気を付けていきたいところですね。

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