こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは番外編「肌の悩みの裏には腸が関係しているかも」についてです。
男性でも女性でも肌荒れに悩まれている方はいらっしゃいますよね。
現在の肌の問題は腸が悪いというのが通説になっております。
様々な研究で皮膚に荒れがある場合、ニキビなど、腸内環境を調べてみると悪化している方が多いものや、大腸炎の患者は肌が激しい炎症を起こしてるなどの研究があります。
肌の手入れが無駄に終わってしまう原因
皮膚が荒れているからと言って肌だけのケアをしても無駄っていうのが最近では、通常通りになっているようです。
腸の状態が肌に影響を及ぼしているため、肌だけでは一時的なケアにしかならない可能もしくは悪化防止程度にしかならないかも。
なぜ腸が悪くなると肌に影響する要因としては
- 肌のバリアが薄くなる:腸の炎症は肌から分泌される抗菌性のペプチドを減らすので、感染や炎症に弱い肌になります。肌のバリア機能がダメージを受けてしまうようになります。
- 炎症性の物質が出る:腸内環境が悪化するとサブスタンスPって物質が出まして、こいつが肌で炎症性のサイトカインを分泌させる。それにより、肌にも炎症が起き、湿疹や吹き出物の原因になっていくようです。
- 肌の脂が増加する:腸は肌の脂をコントロールする役割も持っていて、腸内環境の悪化とともに肌の脂も増えていきます。余分な脂が毛穴を広げ、そこに溜まった皮脂が酸化すると、汚い印象の肌になっていっちゃう。また、溜まった皮脂の下でバクテリアが増殖して、吹き出物の原因になったりとか。
なので、原因が取り除かれていない状態で肌のケアをしても無駄なようです。
腸内環境を整えるために
腸内細菌と上手く付き合って行くことがとても重要になるようです。
腸内環境を良くするにはプロバイオティクスが良いようです。
300名のニキビ患者さんにプロバイオティクスを飲んでもらったところ、80%に効果が認められたり、肌荒れ患者さんにビフィズス菌と乳酸菌を飲んでもらったら、通常のスキンケアよりも激しく症状が良くなったりなど、善玉菌を取り入れる事で良い成績が多いようです。
花粉症等のアレルギー反応も軽減するなど良い影響があるようです。
また、発酵食品(キムチ、納豆、ヨーグルト、味噌等)を取ると腸内環境を良くすることもできますし、基本は野菜を多く食べる事が大事です。
肌のケアに関して
肌の毛穴は閉じたりしまったりせず、皮脂が埋まるだけですし、
肌から吸収されるのは
・ステロイド
・四塩化炭素
の二つだけらしいです。
エステで使われる成分はほとんど血管に入らないし、肝臓までたどり着くこともないようです。
簡単に色んなものが肌から入ったら、外敵を守る働きの肌の役目を果たしてないですね。
また肌に塗ったものが血管に入れば薬品として取り扱われるそうです。
それはそうだなと思いました。
またさまざまな研究で、化粧をワセリンで落として余分なワセリンをティッシュで拭き取れば肌の水分を守るのに十分みたいです。
また保湿クリームやワセリンを使う前に化粧水をしようがしまいが、後にやろうが肌の水分は保てるようです。保湿には保湿クリームで十分のようです。
ワセリンだけでも良いのかも知れませんね。油系統(ココナッツオイル、馬油、クマ油、エミューオイル等)も吸収されたり保湿するので良いようです。
高級品は心理的に気分をよくする効果がメインと大企業では安全テストにお金をかけて行っているので、名前の知らないところから買わない方が良いようです。
マーケティングとして科学を捻じ曲げて伝えてケースもあるので宣伝文句は信じない方が良いようです。
また、安全面から言うとブランド物を買った方が良いようです。
フェイシャルエステのストレスを下げる科学的な効果は今のところ出ていないようです。
リンパマッサージも、本当にリンパの流れに問題があったら、マッサージぐらいじゃ解決できないでしょや加齢や光でのダメージの大きい肌はリンパ管が少ないので液体を流すのはありかも
という意見もあるようです。
まとめ
肌の悩みを解決するためには腸内環境から整える事が大事!
肌のケアに関してはワセリンで十分のようです。
高いケアする用品を買うより、ワセリンを買ってサプリで腸内環境を整えるようにした方が良いと思います。
アレルギーにも有効ですので。
ちなみにProbiotic-3というサプリが人気が高いようです。
野菜を多く食べて肌のケアに努めていきましょう。
以上です。
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