ジャーナル健康系

聴力と認知機能の関係!耳が聞こえずらくなると認知機能が低下しやすい

こんにちは!

今回のテーマは「聴力と認知機能の関係!耳が聞こえずらくなると認知機能が低下しやすい」です。

 

聴覚・味覚・触覚・視覚・嗅覚の5大感覚がありますが、全ては脳が感じているものとなります。

 

感覚と本当に脳の機能は関係しているのかって事と繋がりがあるかもと言うニュースがありましたのでご紹介致します。

 

聴力低下、早期から認知能低下と関連示す

 

米国の疫学的試験2件[ヒスパニック系コミュニティ健康調査(HCHS)および米国国民健康栄養調査(NHANES)]に参加した6451人(50歳以上)を対象に、正常範囲内の聴力と認知機能の関連を横断試験で検討した。

その結果、HCHSの正常聴力者(平均聴力レベル25dB以下)をみると、実施したいずれの検査でも聴力低下が認知機能低下と独立して関連を示した[例:10dBの聴力低下が数字符号置換検査(DSST)で臨床的意義のある1.97点のスコア低下と関連]。正常聴力者に見られる聴力と認知機能の関連は、難聴者と同等以上だった。

 

参照:https://www.m3.com/clinical/journal/21255

 

スポーツは聴力向上に役立つ?

学生アスリートと対照群を比較

 

 

この研究は、同大学の学生アスリートの男女495人と、年齢および性をマッチさせたスポーツ経験のない対照群493人を対象としたもの。参加者には、言語音が流れるイヤホンを装着してもらい、言語音に対する周波数追従反応(Frequency Following Response;FFR)と呼ばれる脳波の一種を測定し、脳活動をモニタリングした。その結果、対照群と比べてアスリート群では、周囲の雑音を調整して言語音を処理する能力が優れていることが分かった。

 

Kraus氏は「スポーツをすると体力が向上することに異論を唱える人はいないだろう。しかし、スポーツは脳の健康にも影響することを思い浮かべる人はあまりいない」と述べている。「今回の研究結果から、スポーツをすると脳の機能が調整されて、音や光などの感覚を通して感じる環境をよりよく理解できるようになる可能性がある」と同氏は説明している。

 また、この能力は、試合中に、選手がチームメイトやコーチの呼び掛けを聞き取ろうとする際に有用であると考えられる。Kraus氏によれば、これはラジオでDJの声を聞くことと同じだという。「脳内にある周囲の電子ノイズを、ラジオの雑音のようなものだと考えるとよい。DJの声を聞き取るためには、雑音を減らすか、DJの声を大きくするかの2通りがある。アスリートの脳は、DJの声をよく聞き取るために、雑音を最小限に減らしていることが分かった」と同氏は説明している。

Kraus氏は「運動に集中して取り組むと、それに伴って神経系も研ぎ澄まされてくるようだ。神経系の働きが向上すれば、怪我やその他の健康上の問題にもうまく対処できるようになる可能性がある」と付け加えている。また、同氏は、この研究結果を踏まえて、聴覚に問題がある人のためにスポーツを利用した新しい治療法が開発される可能性があると展望している。

参照:https://www.m3.com/clinical/news/717666

個人的な見解

つまりは脳機能と感覚には密接に関係しているよって事ですね。

 

耳が聞こえずらいとか、認識しにくい方は運動する事で機能が改善するかも?

やらないよりはやった方が良いので、散歩からでもやってみたらいかがでしょうか?

 

運動はやっぱり大事だなぁと思いました。

 

 

まとめ

感覚が弱くなったものを老化と捉える機能低下なのか・・・

 

老化で諦めたらそこで試合終了なので、改善するために思考錯誤する方が楽しいのかなと思いました。

 

私もたまにはちょっと激しめな運動しようかな・・・

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