こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは「筋トレのゴールデンタイムのウソ!?」についてです。
運動後のゴールデンタイムは聞いた事ある人はいると思います。
ゴールデンタイムとは運動後30分以内が効果的に吸収して体の栄養になりやすいというものです。
しかし、最近の科学ではゴールデンタイムは30分だけではないと言う事が言われています。
それについて説明致します。
プロテインを飲むタイミングと筋肥大の研究は行われていますが、意外と原始的な手法が取られています。
消化吸収のタイミングを科学的に割り出すことはできないので、被験者を用意して実験を行っています。
主に実験を行っているのはアメリカの大学などですが、以下のような実験が行われています。まずは、被験者を複数のグループに分けます。
そして、筋トレメニューやその他の食事のタイミングをそろえます。
ちなみに、被験者の体型は各グループとも同じような感じになるように配分されています。
太っている人、痩せている人、標準体型の人、筋肉質な人、などが各グループに均等に配分されているということですね。結果としては「どのグループも変わらない」となります。実験からはプロテインを飲むタイミングは関係ない、となっているのですが、理論的には筋トレ直後がベストである、と言っている専門家が多いく知れ渡ってしまっています。
多くの研究で、トレーニング前にたんぱく質を摂取すれば、トレーニング直後、あるいは、トレーニング後数時間の筋肉の合成は、ほとんど同じ。
・たんぱく質の同化(=新しくつくられること)はトレーニング後、約3−4時間後に顕著に上昇し、ピークは24時間で、36−48時間後に正常化することが報告されている。
・そのため、私たちが通常の食事から、一日に十分なたんぱく質を摂取すれば、新しい筋肉の成長には問題はない。
筋トレ後48時間までがゴールデンタイムと言えますので、タンパク質の同化を促すためにも、1週間に2回の筋トレをオススメですので、定期的な運動をしていきましょう!