こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは「オートファジー」についてです。
オートファジーとは身体の中で不要になったゴミを掃除してくれる作用になります。
不要なものを掃除して新しいものを生み出してくれるこれぞアンチエイジングです!
細胞のごみとは
・故障したミトコンドリア
・異常を起こしたたんぱく質
・劣化した細胞
などです。細胞はエネルギーを作る工場みたいなもので、エネルギーを作っていけばそれに対して色々な老廃物が溜まっていきます。老廃物が溜まる事で、エネルギーを作る作業を邪魔してしてしまうので、疲れやすくなったり、老化のスピードを早める原因にもなります。
この問題を解決してくれるのがオートファジーです。ダメージえを受けたたんぱく質を分解してくれて工場の働きを正常に働かせるために起きる凄いシステムです!
実際、2014年の研究とか見ると、100才以上の方を調べたところ、75才のご老人よりもオートファジーのレートが高かったようです。ご長寿さんたちは、早いスピードで細胞が新しく生まれ変わり続けてるみたい。
オートファジー機能を乱す要因
1 睡眠不足
2 メリハリのない食事
3 運動不足
睡眠不足
オートファジーの働きは生活リズムに大きく影響されていて、深夜から早朝にかけてもっとも高まる事が分かっています。生活リズムを一定に確保するためにも睡眠は超重要です!
メリハリのない食事
また食事のタイミングも重要で、オートファジーは、だいたい絶食の時間が12~16時間を過ぎたあたりで最も活性化するようです。
3食の食事や6食の食事ではオートファジー機能が上手く働かないようです。
運動不足
面白い研究がありまして、
2015年のオーフス大学の実験。これは断食 とエクササイズどっちが筋肉のオートファジーを増やす?ってところを調べたもので、参加者たちを2つのグループに分けて行われました。
- 36時間の断食
- 最高酸素摂取量の50%でサイクリングを1時間
その結果は、なんとサイクリングの圧勝のようです。
逆に考えると運動不足のオートファジーを活性化できないので少なくなります。
オートファジーを活性化させるため
1 睡眠はしっかり取るようにする。
歩行で身体が疲れるとぐっすり寝れて快眠になります。こちらを行う事で、運動不足にもアプローチ出来るので歩行はとても良いと思います。
参考:歩くだけで健康になれる?
2 プチ断食をする
8時間食事ダイエットはおすすめです。
朝、昼食べて夜は食べないもしくは、朝を抜かして昼、夜食べるようにするといいかも知れません。
カロリーを考えて取るとなお良いと思います。
3 運動をする
定期的に運動する事はオートファジーを活性化させるのに必要です。
運動をしていない方は、座る時間を短くするから始めて、歩いてみたり、週2~3回の運動を心掛けるようにステップアップすると良いようです。
ただ、自分の身体より負荷が強すぎ場合は、逆に健康に悪くなったり、むしろ続かないので、自分の体調と合わせて考えて運動をすると良いようです。
参考:★1時間座って過ごしたら2分間立つだけでも脂質や血糖、血圧の値は改善!
アンチエイジングを考えた時に、腸はとても重要になります。
いくらオートファジーを活性化させたとしても腸から毒素を吸収していたら、アンチエイジングにならないので、こちらもご参照ください。
以上です。
お身体の悩みがございましたらご遠慮なくご相談下さいませ。
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