健康系

やば!加工食品を食べたくなくなった話!

こんにちは!

今回のテーマは「やば!加工食品を食べたくなくなった話!」です。

なんと、甲状腺ホルモン異常は大腸癌を防ぐために体に起きている反応では無いのかもって研究が発表されました。

その研究発表をご紹介致します。

 

甲状腺ホルモンの異常は大腸癌を減らす?

 

 

 

米国Fallon Medical CenterのAbby L’Heureux氏らは、台湾の全国的医療データベースから、大腸癌と診断されたケースと診断されていなかったコントロールを選んで、甲状腺機能亢進症機能低下症がその後の大腸癌発症に及ぼす影響を検討するケースコントロール研究を行い、どちらの甲状腺疾患がある人も、大腸癌を発症するリスクが低かったと報告した。結果はJAMA Network Open誌電子版に2019年5月17日に掲載された。

これまでにも、甲状腺ホルモンが大腸癌などの発生と進行に関係するいくつかの重要な経路に影響を及ぼす可能性は示唆されていた。しかし、甲状腺疾患と大腸癌の関係について検討した研究では、一貫した結果は得られていなかった。大腸癌は台湾では4番目に多い死因であり、これまでの研究では東アジアの人々がほとんど対象に含まれていないことから、著者らは台湾の住民を対象に甲状腺機能と大腸癌の関係を調べることにした。

Taiwanese National Health Insurance Research Database(NHIRD)を用いて、2008年1月1日~2013年12月31日までの期間に、新たに原発性大腸癌と診断され、それ以外に癌の病歴を持っていなかった人を選び出した(ケース)。次にケースの症例と年齢(幅は1カ月まで)と性別をマッチさせた大腸癌と診断されたことがないコントロールを選出した。次にケースの患者が大腸癌と診断されるより前に、甲状腺機能亢進症または機能低下症がある患者を両群から探し出した。

主要評価項目は、甲状腺機能亢進症または機能低下症と診断されていた人とそうでない人の大腸癌発症リスクの差に設定した。

NHIRDからは7万4057例の大腸癌患者が見つかった。このうち18歳以上の成人で、他の組織からの転移ではない条件を満たす患者は6万9713人だった。ケース1につきコントロールを1人選び出し、合計で13万9426人を分析対象とした。57.2%が男性で、平均年齢はケースが65.8歳、コントロールは66.0歳だった。

甲状腺機能低下症歴を持っていたのは、ケースの409人(0.6%)とコントロールの405人(0.6%)で、甲状腺機能亢進症歴を持っていたのは、ケースの1137(1.6%)人とコントロールの1243人(1.8%)だった。

年齢、性別、アスピリンの使用、炎症性腸疾患歴、肥満、良性大腸ポリープ、糖尿病、放射性ヨード治療、更年期障害に対するホルモン補充療法、過去10年間の結腸内視鏡検査といった交絡因子を補正したところ、甲状腺機能亢進症患者の大腸癌発症のオッズ比は0.78(95%信頼区間0.65-0.94)で、直腸癌直腸癌では0.55(0.40-0.76)だった。甲状腺機能亢進症患者の大腸癌のオッズ比は0.77(0.69-0.86)で、結腸癌のオッズ比は0.74(0.64-0.85)になった。なお、甲状腺機能亢進症に対する治療を受けて甲状腺機能低下症となった患者の場合、大腸癌のオッズ比は0.80(0.70-0.82)だった。

続いて、患者を年齢に基づいて50歳以上と50歳未満に層別化した。甲状腺機能低下症患者では、50歳以上の人々の直腸癌のオッズ比は0.54(0.39-0.74)だったが、その他の部位では有意差がなかった。甲状腺機能亢進症患者のうち50歳以上の患者では大腸癌のオッズ比は0.76(0.66-0.88)になったが、50歳未満の人々の結腸癌のオッズ比は0.55(0.36-0.85)だった。直腸癌についてはどちらの年齢群でも差は有意にならなかった。

甲状腺疾患に関連した分析では、橋本病患者の大腸癌のオッズ比が0.63(0.41-0.97)で、グレーブス病患者では0.87(0.72-1.04)だった。

これらの結果から著者らは、甲状腺機能亢進症と低下症はどちらも大腸癌のリスクに関連しており、甲状腺機能亢進症では結腸癌、低下症では直腸癌のリスク低下との関連が見られたと結論している。in vivoでの生化学的な研究と疫学研究をさらに進める必要があるとも述べている。

原題は「Association Between Thyroid Disorders and Colorectal Cancer Risk in Adult Patients in Taiwan」、概要はJAMA Network Open誌のウェブサイトで閲覧できる。

 

個人的な見解

 

 

大腸ガンになる要因を続けて行うと、甲状腺が頑張って調整をして、甲状腺ホルモン異常になる可能性があるという事。

つまりは、大腸を大切にしておけば、甲状腺ホルモン異常にならなくても良かった人がいるかも知れないって事だと思います。

実際に甲状腺ホルモン異常には2つのパターンがあって

・自己免疫疾患

・甲状腺の機能異常

自己免疫疾患に関しては遺伝的な要因があるので、防げるか分かりませんが、機能異常に関しては防げる可能性があるかも知れないのです。

 

腸を大事にするって大切なところは

加工食品を食べない

バクテロイデス(ヤセ菌)が消え、かわりにファーミキューテス(デブ菌)だらけになった。

デブ菌の増殖度は思ったより速く、ファストフードを食べ始めてから2日で1,400種類の腸内細菌が死滅していた。これは、全体の細菌の約4割にあたる。

 

・食物繊維を多く摂る

 

・ストレス対策

 

に気をつける事が必要です。

壊れたら治らないので、気を付けていきたいところですね。

 

まとめ

日常生活を気を付ける事でならなくても良い病気を防ぐ事が可能です。

無理せず、健康で楽しく生きていきたいですね。

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