ジャーナル

長時間座りっぱなしはがんになりやすいかも

こんにちは!

今回のテーマは「長時間座りっぱなしはがんになりやすいかも」です。

 

座りっぱなしはかなり悪いって事を書いてきましたが、日本人での調査ってなかったみたい。

そこで、日本人では座りっぱなしによるガンになりやすいのか研究したニュースがありましたのでご紹介致します。

 

長時間座ったまま仕事をすることが、がん罹患リスクに影響する可能性

国がん、仕事中の座位時間が長い日本人を対象に約10年追跡調査

 

研究グループは、2000年と2003年に国内10保健所管内在住者で、がんや循環器疾患にかかっておらず、アンケートに回答した50~74歳の約3万3,000人について、2013年まで追跡調査を行った。その結果に基づいて、職業性座位時間とがん罹患との関連を調べた

 

アンケート調査の結果を用いて、仕事中の座位時間を1時間未満、1~3時間未満(基準)、3~5時間未満、5~7時間未満、7時間以上の5つのグループに分け、その後、平均約10年間の全てのがん罹患との関連を男女別に調べた。また、胃、食道、大腸、結腸、直腸、肝臓、膵臓、肺、腎臓、膀胱、前立腺、乳房、子宮体部における部位別の検討も行った。分析にあたって、年齢、地域、肥満度、喫煙、飲酒、余暇の身体活動、糖尿病の有無などを統計学的に調整し、これらの影響をできるだけ取り除いた。

 

その結果、男性では、統計学的に有意ではないものの、職業性座位時間が長いほど、がん全体の罹患リスクが高くなる傾向がみられた。部位別では、「膵がん」の罹患リスクが高いという関連が確認された。また、統計学的に有意ではないが、1時間未満を基準としたときに、職業性座位時間が長いほど男性の「結腸がん」のリスクが高い傾向がみられた(傾向性p=0.06)。一方、女性では、職業性座位時間が長いほど、肺がんの罹患リスクが高いという関連が認められた。

 

今回の研究結果から、職業性座位時間が長いことは、男性の膵がん、女性の肺がんリスクが高いことと関連する可能性が示唆された。この理由として、身体活動の低下によるインスリン抵抗性の促進や慢性炎症などが、がん全体の共通したリスクと報告されており、特にインスリン抵抗性と関連のある膵がんでリスクが高かった可能性が考えられる。また、女性の肺がんについては、職場における肺がんのリスク要因と報告されている受動喫煙などの影響があった可能性も考えられる。また、日本人男性で結腸がんのリスクが高くなる可能性が示された。欧米の研究で、職業性座位時間が長いと、肥満を介して結腸がんのリスクになることが報告されており、今回の結果は、欧米の研究ほどはっきりとした関連はみられなかったが、関連がある可能性を示唆している。

 

一部引用:https://www.m3.com/clinical/news/739349

 

個人的な見解

座りっぱなしはガンに影響を間違いなくするので、気を付けないといけないなと改めて思いました。

 

身体活動の低下から血液の流れが悪くて慢性炎症やインスリン抵抗性が上がったうえでガンになりやすいかもって事ですね。

 

女性の肺がんに関して、受動喫煙の影響って良く分からないですけど、男性が吸っている割合が多くてその影響って事ですかね?

吸っている側は、主流煙も副流煙もどっちも吸っているのでもっと悪い結果になっても良さそうですが不思議!

 

座りっぱなしもたばこも体に悪いのは間違えないので、辞めれる方はやめたほうがいいと思いました。

 

まとめ

体を動かして、血流よくしようぜって事。

日頃運動出来ていない方はちょっと体操でもやってみてはいかがでしょうか?

【郡山市接骨院】きのした鍼灸接骨院

住所:福島県郡山市堤1丁目131-2 ドゥ・ウエルY 近くに郡山高校があります。

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