ジャーナル

ワーキングメモリーを鍛えると交通事故が少なくなる

こんにちは!

今回のテーマは「ワーキングメモリーを鍛えると交通事故が少なくなる」です。

 

ワーキングメモリ (working memory)とは、一時的に情報を脳に保持し、処理する能力です。短期記憶・長期記憶という言葉をご存じの方は多いでしょう。ワーキングメモリは、短期記憶よりもさらに短いあいだに情報を記憶する能力を指し、ワーキングメモリは脳の前頭前野が担っています。

ワーキングメモリは、作業記憶・作動記憶とも呼ばれ、以下の3つで構成されていると考えられています。

  • 言語的短期記憶:数、単語、文章など
  • 視空間的短期記憶:イメージ、絵、位置情報など
  • 中央実行系:注意の制御や、処理資源の配分といった高次の認知活動

そして中央実行系が、ほかの2つの短期記憶にそれぞれ組み合わされると、

  • 言語的短期記憶+中央実行系=「言語性ワーキングメモリ」
  • 視空間的短期記憶+中央実行系=「視空間性ワーキングメモリ」

となります。ワーキングメモリは、会話や読み書き、計算の基礎といった、日常生活や仕事・学習を支える重要な能力なのです。

 

参照:https://studyhacker.net/columns/workingmemory-image

 

研究発表があったのは、このワーキングメモリーと交通事故の関係を調べたものとなります。

認識力が高くなると、事故は減るかもね。それが本当に正しいのかを調べたようです。

そのニュースをお伝えします。

 

若年ドライバーの事故にワーキングメモリ成長速度が関連

米フィラデルフィアの縦断的コホートに登録された運転歴のある青年84人のデータを対象に、自動車事故とワーキングメモリ(WM)との関連を前向きに調査。WNと危険因子は、2005年(11-13歳、予備免許交付)から2009年(14-16歳)に毎年、2013年(18-20歳)に再度評価した。

その結果、25人(29.8%)が主要評価項目の自己申告による自動車事故を報告した。潜在成長曲線モデルによる分析の結果、WM成長線の傾きの変動が事故の報告と逆相関を示すことが示唆された(b=-6.41、SE=2.64、P=0.02)。このほか、事故が無謀運転行動に関連を示した(b=0.40、SE=0.18、P=0 .03)。WMのベースラインの変動とは関連がなかった(b =-0.245、SE=0.67、P=0.72)。

 

参照:https://www.m3.com/clinical/journal/20948

 

個人的な見解

ワーキングメモリーが高いと事故が減るのはそのまんまでそうだなと思いました。

しかし、ワーキングメモリーが低いと無謀運転しちゃうってのは面白いなぁと思いました。

 

俺全然大丈夫だぜ!って危ない運転と認識しないで事故る。

 

しょうがないよね。

 

昔の「機関車トーマス」の名曲

 

これを教訓にしてください!

 

まとめ

ワーキングメモリーは勉強にも役立ちますし、仕事の効率化にも役立てるとても重要な能力になります。

次回はワーキングメモリー鍛え方を調べてご紹介致します。

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