腰はに月と要を合わせた漢字ですね。体にとって重要でもあり、必要不可欠なものとなります。
こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは「姿勢の変化による腰椎にかかる圧力の変化」です。
まず先にこちらの図をご参照ください。
立っている姿勢より座っている姿勢の方が圧力が高いです。
立っている姿勢が100だとして座っている姿勢は約150!なんと約1.5倍座っている姿勢の方が高いのです。
デスクワークで腰を使っていないとはいえ、腰椎にかかってくる圧力は立っている姿勢より多いので立ち仕事をしている人よりも腰への負担がかかります。
なぜ腰への負担が大きいかと言うと、立っている姿勢では骨盤周りの筋肉が緊張しているので、腰椎への圧力が緩和されていますが、座った姿勢では骨盤周りの筋肉の力が抜けているので、腰椎への圧力が高まってしまうのです。
常に腹筋に力を入れていられる程の超人はいないと思います。
なので腰への負担を考えると定期的に立つことは大事になってきます。
重たい物を運ぶ仕事をしている人に関しては通常約2.25倍の圧力が腰にかかります。
重たい物を持つことで周りの筋肉の収縮により圧力も高まり、負担が大きくなります。
調理や洗い物などの家事や前かがみでの仕事をしている方は通常1.5倍です。
長時間の同じ姿勢で仕事をしている人はほとんど腰の痛みとお付き合いしている方は多いのではないでしょうか?
予防としてはストレッチや体操、腰の深層筋の腹横筋を鍛える事が大事になってきます。
腹横筋の鍛え方の一つをこちらで紹介してますので是非見て頂ければと思います。
そのうち同じ姿勢が続く事で筋肉の損傷もする可能性が高くなりますので、気になった方はご遠慮なくご相談下さいませ。
以上です。
その他、お身体の悩みがございましたらご遠慮なくご相談下さいませ。