ランニングって難しい!
こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは「ランニングがダイエットに向いていない理由」についてです。
ダイエットと言ったら運動を思い浮かべる方が多いと思います。
そして走るのが良いよねって思われる方も沢山いると思います。
現在の科学ではランニング(最大酸素摂取量の70%:心拍数150くらい)はダイエットに不向きとなっております。
汗をかいて、疲労が溜まって、走り終わった後の爽快感はありますが、それがダイエットにどれだけ不向きなのか6つご紹介致します。
1:ランニングの消費カロリーは低い
ランニングの消費カロリーは体重×距離で算出できるようで、60㎏の人が5㎞走って300㎉が消費される計算です。ご飯1杯(約140~160g)は250㎉くらいになるようです。
大盛りを食べたら走った分を摂る事になります。
さらに、女性を対象に行った研究によると、1キロの脂肪を減らすために必要な有酸素運動は平均で77時間だったそうです。5キロ減らそうと思ったら385時間! 1日1時間走っても1年以上かかる計算になるようです!
2:ランニングで食欲を激しくアップ
運動した分のカロリーを食べなければいいじゃないか?と思われる方は多いと思います。
研究で有酸素運動をすると、その後、カロリーを高いものが食べたくなると証明されています。
”運動後の急性の代償性摂食は、食物に対する暗示的な快楽の欲求と関連している”
快楽でご飯が食べたくなっちゃうのでそれを阻止するのはよっぽど意志が高くないと、難しい!
パチンコ依存の方にパチンコ止めなよくらい難しそうですね。
私もジムに通っていた頃、運動後に食べたくなって牛丼を食べに行ってました!
無意味ですね・・・
3:脂肪が燃えにくい
息を切らすようなランニングは体にストレスホルモンで分泌されるホルモンである、コルチゾールが増え、長時間の間、出続ける事になります。コルチゾールの働きでお腹に脂肪が溜めやすくなり、筋肉を分解してエネルギーに変えるようになるようです。
筋肉内のグリコーゲンが消費し、その後、筋肉の分解が行われるようで、筋肉を分解を防ぐためには、グリコーゲンを溜める必要があるため、十分なカロリーが必要となるようです。
なんとダイエットには厳しい
4:モラルハザードを引き起こす
ランニングが高負荷のため、消費カロリーがそこまで高くなくても「運動したから、ビールでも飲み行くか」、「うまいもの食べ行こうぜ!」みたいな考えになりやすいようです。
ランニングに限らず、運動で瘦せようと考えている人に起こりやすい罠です。
ジムに行くと逆に太るなんて研究もあるようです。
5:ランニングは炎症のもと
現在の医学界では万病と言われているのが炎症です。炎症の大きな原因の一つがコルチゾールの分泌によって起こります。
全ての運動はコルチゾールを分泌させて、体を運動のストレスに対抗するように働きますが、ランニングは長時間に渡って体にストレスを与え過ぎてしまい、必要以上にコルチゾールが分泌されて炎症が引き起こされるようです。
コルチゾールが多く出るので2に記載したように脂肪の燃焼を妨げてしまいます。
6:ケガが多い
ランニングによるケガの発生率は37~56%で再発率は20~70%程あるようです。
ランニングでの怪我はアメフトの負傷率より高いようです。
性別や年齢、ランニング場所に関係なくすべてのランナーに発生する可能性があるようです。
まとめ
この話は、ランニングはダイエットに向いてないですよと言う話ですので、記録への挑戦や、持久力を上げたい、運動後のお酒は最高だ!などの目的であればランニングはとても良いと思います。
ダイエットでは早歩きもしくは息が上がらず楽しんで走れるスピード(4~6㎞/h程度)のスロージョギングは良いようです。
ご参考になればいいなと思います。
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