心理系

ファビング!人間関係を壊す

こんにちは!

今回のテーマは「ファビング!人間関係を壊す」です。

ファビングってなかなか聞かない言葉ですが、知っていますか?

ファビングは今まで気づかずに行っている人がほとんどなもので、知らず知らずのうちに仲が悪くなってしまいます。

そこで、ファビングについて説明致します。

 

ファビングとは

ファビング(phubbing)とは、phone(電話)とsnubbing(無視する、冷たくあしらう)を合成した造語で、徐々に英語圏で定着しつつある新しい言葉だ。「スマートフォンをはじめとするモバイル端末に熱中するあまり、現実社会で居合わせている人へ意識を向けず、コミュニケーションが阻害されてしまっている状況を指す語」である。(「weblio英和和英辞典」より)

 

英紙「Daily Mail」によると、ファビングをする人(ファバー)の特徴は次の6つにまとめられるという。

・パートナーと一緒にいる時も、常に携帯を手元に置いている。
・頻繁に携帯をのぞくため、パートナーと長い会話が続かない
・(メッセージを受信して)携帯が鳴ると、パートナーの発言に集中できない
・会話の合間に携帯をチェックしてしまう
・パートナーと一緒にテレビを観ている時もCMになると、携帯をチェックしてしまう
・パートナーと一緒にいる時、緊急ではない電話でもついつい出てしまう

 

「交際関係にある143人のうち、実に70%が“ときどき”、“頻繁に”、“極めて頻繁に”、
“いつも”、携帯電話によってパートナーとの会話が妨害されたことがあると回答しました」(ロバーツ博士)
「携帯電話の存在とその使用により、仕事などの関心と交際関係の間の境界線がどんどん不明瞭になってきています」(同)

ファビングがダメな理由

別の調査では450人中46%の人がパートナーによりファビングされた経験があり、22%はファビングが原因で口論にまで発展したと回答したようです。
感覚的に理解できることだと思いますが、会話の最中にパートナーがスマホをいじり始めたら、「相手が自分に興味がない」「自分との会話よりもスマホの方が大事」といった疎外感を与えてしまいます。

交際コンサルタントであり心理学者のジュリー・ハート氏によると、満足な交際関係には、3つの要素――「近づきやすさ」「反応性」「関与」が欠かせないという。

「1つ目に『近づきやすさ』が必要です。2人ともオープンでお互いの話をしっかりと聞かなければなりません。2つ目は『反応性』です。互いに共感し、理解し合うよう心がけることが大切です。3つ目は『関与』です。お互いに全ての注意を向ける時間が必要です」(ハート氏)

ハート氏によると、ファビングでは3つの要素全てが満たされていないため、満足した関係を持てないのは当然とのことだとの事。
これは恋人との関係だけでなく、友人関係や親子関係などにも当てはまります。

ファバーの自覚がある人は、携帯から完全に離れ、パートナーとゆっくり話す時間を作るとよさそうですね。

 

まとめ

家族や恋人の前で相手に見えるところにスマホを置くのも使用するのも禁止して、ゆっくり話す時間を作りましょうって事。

ただ、仕事上や交友関係でスマホの連絡をしなくてはいけない時は、常に置いとくのではなく、前もってこの時間にどれくらい使うのか相手に伝えた上で使うようにすれば回避できると思います。

この人とは縁を切りたい場合は、目の前でスマホをいじくるだけで、嫌われますので、嫌われたい方は是非活用してみてください。

 

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