こんにちは!きのした鍼灸接骨院の木下です。
今回のテーマは「マルチタスクの罠」についてです。
皆様はマルチタスクって知っていますか?
マルチタスクとはタスク(作業や処理)を複数を並行して行う事です。
電話で話ながら車の運転をしたり、お母さま方の料理をしながらスマホや育児など並行して行う等を指します。
マルチタスクを行う事で作業効率や生産性を悪化させたり事故や災害を引き起こしたりすることにつながります。
人間は、同時に並行しての作業は本来出来ず、脳が高速で作業の変更を切り替えてるだけだそうです。
そのため脳がオーバーロードし、脳内の灰白質が収縮しダメージを与えるようです。
こちらの画像は面白くまとめてあるので、ご参考にどうぞ!
マルチタスクの罠
マルチタスクは一度に同時進行しているつもりになるため、満足感が増すようです。
ただし上記のように実は作業効率が40%も低下しているので仕事は遅いです。
またマルチタスクは作業効率が落ちる事で、長時間のストレスホルモンにさらされる事により動脈硬化、糖尿病の原因になります。また免疫力の低下、良質な睡眠の妨げ、無気力・無関心、記憶を司る海馬の萎縮、脳の早期老化を引き起こします。
マルチタスクの避け方
・時間を決めて一つの事を集中する。
時間を決めて行う事で一つ一つ集中して行う事が出来るので結果として早く終わる。
・一つの作業で同時に並行出来ないのか工夫する。
消費エネルギーを増やしたい+掃除をしたい=雑巾で掃除をすれば一石二鳥!
本読む時間が欲しい+運動不足を解消したい=ステッパーを踏みながら本を読む
・無理なら助けを求める
物理的に無理なら他の人にやってもらって負担を軽減する。
一人でやらなくちゃって頑張っても作業効率が落ちているので、任せた方が良い場合があります。
まとめ
時間が無い、時間が無いは本当に時間が無いのか振り返りが必要です。
マルチタスクをしていて、寝る時間が無くなったり、長時間のストレスにさらされると脳がボケて、過食し体が肥満になりボロボロになりますので、
無理はしないように、時間を決めて行動していきましょう。
ちなみに音楽を聞きながらの作業は、脳の別分野が働くため、マルチタスクにはならないようですので、音楽を聞きながらの勉強は良いかも知れませんね。
以上です。
お身体の悩みがございましたらご遠慮なくご相談下さいませ。
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