こんにちは!郡山市堤にあります、きのした鍼灸接骨院の木下です。
接骨院で取り扱える骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷の説明をしていきます。
今回のテーマは挫傷についてです。
挫傷とは転倒したりぶつかったり殴られたりしたときの衝撃(いわゆる鈍力)により、皮膚表面には損傷はないが組織や臓器に損傷がある状態のことを言います。
筋挫傷
転倒や強打等の鈍力が加わることにより、筋肉や筋膜を損傷した状態、または過度の伸展力・捻転力により筋肉線維・筋膜線維が損傷を起こした状態を言います。
通称肉離れのことで、筋肉線維や筋膜組織が断裂することもあります。強い痛みがあり、患部には熱感や腫脹が見られます。
腱挫傷
伸展力・捻転力・鈍力により腱が損傷した状態を言います。通称筋違いのことで、重度では腱断裂することもあります。また、腱挫傷の回復の過程でその腱を無理に動かし続けると、腱鞘炎や腱炎になることもあります。
関節挫傷
鈍力により関節内の靱帯・軟骨・脂肪体・滑膜などが損傷した状態で、関節水腫や関節血腫などが見られることもあります。関節に伸展力や捻転力が作用して、靱帯などの軟部組織を損傷した場合は、捻挫と言います。
骨挫傷
骨に微細な傷が付き炎症を起こしている状態で、骨折とは違います。磁気共鳴画像検査(MRI検査)で発見できることが特徴です。ですので、レントゲン検査やコンピューター断層撮影法検査(CT検査)で問題がないのに痛みが1ヶ月以上続く場合は、骨挫傷の可能性があります。
脳挫傷
鈍力により脳や脳膜(硬膜、くも膜、軟膜)を損傷した状態のことです。血腫が見られる場合は、外傷性脳内血腫などと呼ばれることもあります。脳挫傷からの出血と、挫傷部及び周囲の脳のむくみ(脳浮腫)などにより頭蓋内圧亢進が起こった場合、激しい頭痛・嘔吐・意識障害といった症状が現れます。
出典:https://kango-oshigoto.jp/hatenurse/article/513/
基本はRICE処置を行います。
治療期間は程度によって異なりますが、約3週間です。
挫傷の程度により包帯もしくは副子を利用して固定をします。
怪我の組織の回復を図るため、超音波治療や電気治療を行います。
組織が回復をしてきたら、関節が正常に動くように、リハビリを行うための施術をします。
リハビリは運動療法、手技療法、電気治療などです。
また、非接触性のケガについては、基本的な使い方が間違っている場合もあり、ケガをしないような体の使い方や体の使い方を正しくするようリハビリを必要とします。
捻挫と同等で後にスポーツに復帰していく場合、日常生活に支障がない程度に回復したといっても、いきなり元のレベルのスポーツに戻ろうとするとその過程で、またケガをする危険があります。
その場合のケガはもともと捻挫をしたところ以外で生じる場合もありますので注意が必要です。
最後に
体の痛みやスポーツでの怪我でお困りの方は一度ご相談下さいませ。
【郡山市接骨院】きのした鍼灸接骨院
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